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ただガミガミ怒っても効き目がない? 子どもの為になる叱り方のコツ3つ

ただガミガミ怒っても効き目がない? 子どもの為になる叱り方のコツ3つ

【ママからのご相談】
どうしても子供に対してガミガミと怒ってしまいます。その際に、反抗的な態度を取られたり、言い返してくることもあります。どんなことに気をつけて叱ったらいいのでしょうか

a 大事なのは、アイコンタクトと追い詰めないことです。

こんにちは。ご相談ありがとうございます。メンタルケア心理士の桜井涼です。

まず知っておいて欲しいのは、「怒らなくてもいい、なんて子供はいない」ということです。

子供のしつけのためには、叱ったり注意することは大切です。特に命に関わることや、危険なこと、人に迷惑をかけてしまうような行為をした時は、絶対に叱らなくてはいけません。このような場合は、その場でしっかり注意してあげましょう。

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親が子供の目線まで下がる。アイコンタクトを大事に

子供は、大人が上から怒ることを怖いと感じます。それだけでなく、反抗的な態度を取ったりすることもあります。

ここで大事なのは、叱ったり注意をする時に、親が子供の目線まで下がることです。子供としっかり目線を合わせましょう。これで話がしっかり耳に入りますので、子供が話を聞きやすい状態になります。

子供を追い詰めずに子供の話も聞いてあげる

ガミガミ言ってしまうのをちょっとだけ堪えてみて、先に、子供が「どうして悪いことをしてしまったのか」を聞いてあげましょう。何か理由があるからやってしまうはずです。その理由を聞いてあげることで、子供は「自分の話を聞いてもらえた」と感じ取り、心から親を信頼するはずです。

ここまでの間には、心理学上でいう「存在価値」や「自己評価」が関わってきます。これが低い子供は、反抗的な態度を取ったりして自分を守ろうとします。そこを低くさせないようにすることで、子供自身が「話を聞き入れる準備」ができるようになります。

子供だって、しっかりとした人格を持っています。親がそれを否定してはいけません。

何に対して怒っているのかを先にはっきりと伝える

ガミガミ怒られてしまうと、「怒られた」ことだけはしっかり覚えていますが、何について怒られたのかは覚えていません。これではまったく意味がないです。

子供に、「どうして怒っているのか、どんな悪いことをしたから注意されているのか」を一番先に伝えるようにします。そして、後々までその叱ったことを引きずらないことが大切です。ついつい言ってしまいがちな、「この前も同じこと言ったでしょ」は厳禁です。

怒る時や注意をする時に、相手の高さに下がって、しっかり目を見ながら話しましょう。まず、「なぜこんなことをしてしまったのか」の理由を聞いてあげるだけで、子供の心にすっと入っていくことができます。その後で、「どうして悪いのか」「怒られたのか」をはっきり教えてあげることが大切です。


ただし、親も子供だった頃は、同じように怒られていたことを思い出してください。

それと同時に、「子供は同じことを何度もやるもの」と心に留めておくだけで、親の気持ちが楽になります。

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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