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息子よ、家で特訓だ! 人の気持ちを読み取るトレーニング方法3つ

息子よ、家で特訓だ! 人の気持ちを読み取るトレーニング方法3つ

【ママからのご相談】
もうすぐ3歳になる息子がいます。周りの子どもたちの気持ちがわからず、よく友達とトラブルを起こしています。表情から気持ちを読み取るのが苦手なようです。まだ子どもなので仕方がないとは思いますが、少しでも相手を思いやる気持ちを身に着けさせたいです。よろしくお願いします。

a 表情を読み取れるように促しましょう!

ご質問ありがとうございます。三尾@子どもの感情をゆさぶるパパです。

篠原菊紀教授(諏訪東京理科大学共通教育センター)の著書、『男の子の脳を伸ばすのは、どんな親?』(宝島社)によると、男の子の方が女の子に比べて、相手の感情や表情を読み取るのが苦手だそうです。

これは大人になっても同じで、「人の表情を見せて、どんな気持ちか」という質問を男女のモニターに質問したところ、女性の方が正答率が高かったそうです。

とはいえ、周りの子とトラブルになったり、仲間外れにならないかと心配になってしまいますよね。育児書にもよくある、家でもできる練習方法を3つご紹介しますので参考にしてみてください。

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(1)親のマネっこゲーム

表情を読み取るのが苦手な子には、親の顔を真似する遊びをしてみると効果的です。子どもは親の真似はとても得意なので、「今からママの顔の真似してね」と言って、「怒っているかお~」と言いながら怒っている顔をします。そして子どもが上手に真似できたら褒めてあげます。

他にも悲しい顔、笑っている顔など、どんどんやっていきます。慣れてきたら子どもに、「怒っている顔をやってみて」と子どもにやらせてみます。そうすることで、顔の表情を読み取る力が身についてきます。

(2)一緒にテレビや絵本を見て、子どもに聞いてみる

テレビや絵本から、笑ったり、悲しんだりしていることを学ばせることができます。絵本であれば、読み聞かせが効果的です。親と一緒にテレビや絵本を見て、怒っていたり、泣いているシーンを見つけたら、「あれあれ、○○ちゃん、悲しそうだね。なんでかな?」というように、悲しい理由を聞いてみたり、説明してあげてください。

こういうときに悲しくなるんだな、と状況と気持ちの関係を少しずつ理解していくようになります。

(3)親が表情豊かに

1点目でもご紹介したように、子どもは親の真似が得意です。ですので、親が表情豊かに(多少オーバーでも)していれば、子どもも同じように真似をしてくれます。

そうすることで、親の表情から気持ちを読み取りやすくなりますし、自分の気持ちも友達に伝わりやすくなるので、コミュニケーションがうまくできるようになるのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。

男の子だと、なかなかすぐには身につかないものかもしれませんが、親と一緒に楽しくやっていれば、少しずつ身についていきます。特に男の子はママが大好きなので、ママの笑顔をたくさん見せてあげることで、安心感から心が豊かな子どもになるんじゃないでしょうか。

●ライター/三尾幸司(育児書コンシェルジュ)

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