家族で協力し合えば効率的! 引越し当日の「役割分担」5つ
2014年1月23日 | よみもの家族で協力し合えば効率的! 引越し当日の「役割分担」5つ

【ママからのご相談】
1月末にお引越しの予定です。小さな子供(2才の娘と6か月の娘)がいますので、引越し当日は実家の両親がお手伝いにきてくれることになっています。ですが、私も両親も本格的なお引越しは初めて! 両親に来てもらっても、何をしてもらえばいいのか、イメージが全くわきません。
荷物は引越し会社の方が全部運んでくれますよね? 荷物整理? 何をお願いすればいいのでしょうか??
ご相談者様は全体の司令塔になり、ご両親にはお子さんのお世話中心でお願いしましょう!
ご相談ありがとうございます。お引越しにご両親がお手伝いに来て下さるとのこと。心強いですね! 特にお子さんが小さい場合は、人手が多いに越したことはないですよ。
しかし、問題はご相談者様も、ご両親も、「本格的なお引越しは初めて」という点。引越し慣れをしているご両親ならば、何も言わずとも適切に動いてくれるでしょうが、慣れていないご両親であれば、ご相談者様が適切な指示を出して、お引越しを取り仕切ることが必要です!

引越し当日は「司令塔」が必要!
引越し当日、引越し業者さんも含めて全員がスムーズに作業を行うには、荷出し・荷入れ作業の全体を取り仕切る「司令塔」となる人物が必要です。
ご主人かご相談者様が「司令塔」となるわけですが、今回はご両親がお手伝いに来て下さるとのことですから、ご相談者様がご両親に作業内容をお願いする方がスムーズに進みそうですね。
お引越し当日の「役割分担」はこうする!
まず、荷物の搬出・搬入、大きな家具の解体やテレビなどの養生、梱包はお引越し業者さんがしてくださいます。
ご相談者様は、退去する部屋の掃除や、新居での段ボールの荷解きを。ご主人は大きな荷物の収納や高い場所のお掃除と自分の荷物の荷解きなど。
では、ご両親にはどんな事をお願いすればよいのでしょうか? お手伝いに来てもらったという経験者たち(転勤族ママ)の声を拾ってみました。
(1)子供の世話
これは、ぜひご両親にお願いしましょう! ご相談者様は業者さんの対応と、引越し作業に専念した方が、お引越し作業の効率が上がります。
特に、新居の使い勝手が良くなるように物を配置するには、奥様の意見をお引越し業者さんにしっかり伝える必要があるからです。
また、子供がお引越し現場をウロウロしていると危ないので、お子さんの世話を受け持った方には、目を離さずにお世話に専念してもらった方が良いでしょう。
(2)食料品、飲み物の買い出し
引越し作業の進捗状況次第で、お昼ご飯や晩御飯を外に食べにいく時間が取れない場合も。
奥様やご主人がお引越し現場を離れてしまうと、作業が滞ったり、大事な物がどこに運ばれたかわからなくなったり……という不都合が起きやすくなります。
(3)掃除機をかける
退去するお部屋の大きな家具をどかしてみると、びっくりするほどホコリが出てきます。こういった所を随時掃除機できれいにしていってもらうと、最後のお掃除がずいぶん楽になります。手が空いていそうだったらぜひお願いしましょう!
(4)段ボール潰し
これは新居での荷解きの際です。空になった段ボール箱がどんどん増えますので、つぶして一か所に集めてもらいます。
部屋がすっきりして荷物を運び易くなりますし、作業もし易くなります。
(5)荷解き
荷解きをご両親にお願いするのは、なかなか難しいです。やはり、奥様が荷物のしまい場所を分かっていないと、後々困りますから。
ですので、お願いするとしたら「この箱の本をこの本棚へ」などと、具体的で分かりやすい物が良いですね。その際、完璧を求めないこと!
いかがでしょうか、イメージは掴んでいただけたでしょうか? お引越し作業がいざ始まると、それぞれがバタバタと動き始めて打ち合わせどころではなくなりますので、引越業者さんが到着する前に、ご両親に「これをお願いしたいのだけど」と話をしておきましょう。
ご両親がお手伝いに来てくださるのは大変ありがたいですね! せっかくだから……と、あれこれお願いしたくなる気持ちもあるとは思いますが、なかなか思った通りに進まないのが引越し作業。上記の一つでもしてもらえたらありがたい! というくらいに構えておきましょう。
当日はバタバタして大変だと思いますが、みなさんで一致団結して乗り切ってくださいね。
●ライター/パピルス(フリーライター)