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家庭でできる知育遊び3つ

家庭でできる知育遊び3つ

【ママからのご相談】
2歳の息子が最近色々なことに興味をもってきました。今までは、家庭で知育的取り組みを全くしていなかったのですが、近所の教育熱心なママ友の話を聞いているうちに、そろそろ、子どもの能力を伸ばす働きかけをしてあげた方が良いと思うようになりました。

とはいえ、高額な教材を買ったり、教室に通わせたりするつもりは、まだありません。遊びながら子ども能力を伸ばせるような、家庭でできる取り組みを教えて下さい。


ご質問ありがとうございます。

知育的取り組みは、子どもが興味を持ったときに「楽しみながら」取り組むことで、より効果的に働きかけることができます。

ご質問者さまのお子さまも色々なことに興味をもってきたということなので、知的好奇心とモチベーションを伸ばして、「地頭(じあたま)」を鍛えるのに最適なタイミングだと思います。

今回は、生活の中で気軽に取り組める、子どもの能力を伸ばす知育的働きかけを3つお伝えします!

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(1)指先使って脳に刺激を!

“指先”にはたくさんの神経があり、脳に直結しているため、「外部の脳」「脳のアンテナ」などと表現されることがあります。

「指先を動かすことで脳を活性化することができる」ということについては、今まで多くの脳科学者が発表しています。子どもの脳を活性化させるためには、日頃から細かいものをつまむような動きをさせると良いでしょう。

ご家庭で簡単に用意できるものとしては、ペットボトルとおはじきです。おはじきを指先でつまんでペットボトルに入れる遊びは、夢中になる子どもが多く、脳に刺激を与えるだけでなく、集中力を高めることもできるオススメの取り組みです。

注意点としては、おはじきを口に入れてしまことがあるので、子どもから目を離さないことと、事前におはじきの数を数えておくようにしましょう(口に入れたか不安な時に数を数えて確認できます)。

(2)絵本の読み聞かせで本好きに育てよう!

絵本の読み聞かせが、子どもにとって良い影響を与えるということは、どこかで聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

絵本の読み聞かせは、子どもの想像力や言語能力が高まり、感情豊かになるなどの効果が期待できると言われています。また、親の声で読み聞かせてあげることで、親子の絆が深まり、精神的に安定し、情緒豊かな心を育むことができるという研究結果も発表されています。

本好きに育てることのメリットは多くの人が認めるところですが、脳科学者の茂木健一郎さんも、「本を読んで何かに感動したり、興味を持ったりして、その後、読書体験を重ねて、その感動や興味がさらに深まることを繰り返すと、読書に関係する回路が強化される。その結果、論理的思考力やコミュニケーション能力が高い“地頭(じあたま)”の強い子になる」と、述べています。

図書館などを利用し、家での絵本の読み聞かせを習慣にすると良いですね!

読み聞かせの他に、語彙力を伸ばす取り組みとして、童謡を聴かせることもオススメです。童謡は、通常の会話では使わない語彙が多く含まれているため、繰り返し聴いたり、口ずさむことで、自然と語彙数が増えていきます。

(3)砂場遊びで想像力豊かに!

砂場で遊ばせると、汚れることを気にされる方もいますが、小さい時に砂場遊びをさせてあげないのはとてももったいないことです。なぜなら、砂場遊びは五感を刺激し、感性や想像力を豊かにする、素晴らしい知育的取り組みになるからです。

乾いた砂のサラサラした音と手触り、湿った土の色とにおい、手で少しずつ固めていく山の形と感触……時間を忘れて没頭する集中力、目標を立てて実行する経験……など、様々な感覚を味わい、多くのことを体験することができます。

想像力、実行力を育て、五感を通じて脳を活性化させることができる砂場遊びは、とてもオススメな知育的働きかけです!


小さい時には、勉強・学習といったカテゴリーでの取り組みでなく、遊びとして様々な経験をさせてあげることで、子どもの能力を自然な形で伸ばすことができます。

ぜひ、親子で楽しみながら取り組んでみてくださいね!

●ライター/赤井理香(個性幼児教育専門家)

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