子供の寝冷え対策アイテム5つ
2014年1月15日 | よみもの子供の寝冷え対策アイテム5つ

【ママからのご相談】
1歳6か月の息子は、寝ているときに布団を蹴り飛ばしてしまいます。それなのに、寒さで目を覚まして泣いたりすることが最近多いので、風邪を引かないか心配です。私が寝ている間は布団をかけ直してあげることができないので、困っています。
冬の睡眠時の室内を、16〜19度に保つことで快眠に。
ご相談ありがとうございます。ママライターのkaeです。
1月に入り、冬の寒さも本格的になってきましたね。この時期は風邪以外にも、ロタウィルスやノロウィルス、インフルエンザなど病気にかかる要素は盛りだくさん。
しっかり睡眠をとって、免疫力を高めておきたいですね。

布団の中(寝床)の温度は32〜34度がベスト
日本睡眠学会所属の医師である坪田聡先生は、人が快適な眠りにつける室温は、「16〜19度程度」と仰っています。
室温だけでなく、布団の中(寝床)の温度は32〜34度がベスト。寝床が熱かったり布団をかけすぎてしまうと、寝返りができずに寝苦しいため、布団を剥いでしまうということもあるようです。
厚着させてたくさん布団をかけていれば大丈夫、というわけではないので、もし布団をかけ直したときに、汗をかいているようなら、着ているパジャマを変えるなど、調節してみるのも良いかもしれません。
布団をかけても蹴ってしまう子どもを、寝冷えから守るための5つのアイテム
今回は、寝ているときの寒さ対策として、5つの暖かグッズをご紹介します。
(1)湯たんぽ
置いている部分だけでなく、布団全体が温まるのでおすすめです。子どもが誤って触ってしまい、低温やけどにならないように、カバーやタオルでしっかり包んで布団の中に入れましょう。睡眠中は外に出すなど、安全に使用しましょう。
(2)着る毛布
足まですっぽり包まることができるので、暑くなって脱がない限り、どんなに布団を蹴り飛ばしてしまう子どもでも大丈夫。“着る毛布+かけ布団”で、寒さをしのげること間違いなし。
(3)スリーパー
羽毛や、フリース素材の手足が出るタイプの寝具は、新生児期に利用していた方も多いはず。昔でいう『はんてん』は、子どもの体にやさしく、やはり暖まります。北欧スイスでは、毛布の足先が閉じている寝袋タイプのスリーパーが人気のようです。
(4)腹巻き
直接暖をとるものではありませんが、パジャマの上から巻いていると、お腹を冷やさないので安心です。
(5)レッグウォーマー
冷えを防ぐには、太い血管のある首元などの肩周り、足元、お腹を温めると良いとされています。締め付けない、毛糸などの靴下やレッグウォーマーで足元を温めるだけで、体感が変わってきます。
定番アイテムばかりですが、試したことのないものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
衣類で調節する以外にも、暖房やヒーターをつけて眠る場合は適温に合わせたり、寒くなる明け方にタイマーを設定するなどして、ご相談者さんのお子さんが快眠を得られるようになれば良いなと思います!
●ライター/kae(フリーライター)
●モデル/いちご姫(いちごショートくん)