職場にいる嫌いな同僚との接し方2択
2014年1月14日 | よみもの職場にいる嫌いな同僚との接し方2択

【女性からのご相談】
会社に顔も見たくない同僚がいます。上司にすごくいい顔をして、上司がいないところでは仕事をサボって、そのぶんの仕事は私たちにまわってきます。こんな人とどう接すればいいのでしょうか。
逃げるか攻めるか決めるといいと思います。
日本の会社を論じるときによく引き合いに出されるデータとして、「(言い方は不適切かもしれませんが)バカも一定数いないと組織は成立しない」ということがあります。
つまり、100人の組織で100人全員が優秀であれば、組織になり得ないのだそうです。(言い方は不適切ですが)バカは、どう、組織に貢献しているのか?
クッションの役割なんだそうです。デキる人がちょっと仕事に失敗したとき、バカを見て「ああ、オレはあいつよりもまだマシだ」と思えるとか、組織全体で馬鹿にする対象になるとか、そういうことがないと、日本の組織はうまく機能しないので、無能な人も、組織にいる理由がある……ということが、よく言われています。
でも、ハッキリ言えば、それは大企業のように人件費をある程度使える会社組織に通用する理屈であって、中小企業に無能な人がいたら、経営者やデキる人はたまったもんじゃないですよね。

逃げるか攻めるか
いろんな組織を見てきて、また、いくつかの会社勤めを経験してきて感じることは、この手の人は、どこの組織にもいるということです。こんなズルい生き方をして、なにが楽しいのだろう? と首をかしげたくなるような人は、たいてい、どこの組織にもいます。
そういう人がイヤであれば、逃げるか攻めるか、いずれかしかないように思います。
ぼくは逃げました。だから今、自由業というか、フリーランスというか、自営業です。組織に無能な人はいません。いるとすれば、このぼくです。
攻める。その組織が好きで、その組織で出世をしたい、あるいは、極めたい仕事があるというような場合は、とにかく徹底的に相手を攻めるしかないでしょう。
所属する組織を何回変えても、そこにイヤなヤツがいるということであれば、あなたに問題があるのではないかと思います。
「触らぬ神にたたりなし」で生きようと思えば、それはそれで楽しいしラクです。逃げるか攻めるか、お決めになるといいのではないかと思います。
●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)