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家庭教師の選び方ポイント3つ

家庭教師の選び方ポイント3つ

【ママからのご相談】
中学受験に向けて、小学生の娘に家庭教師をつけようと考えています。ママ友に聞くと、家庭教師はよく見極めて選んだ方がいいとのこと。インターネットを見てもたくさんの会社がありますし、様々な形態があるようですので、迷っています

どのような点に気を付けて選んだらよろしいでしょうか。


初めまして。プロ家庭教師の佐々木と申します。

これまで100人以上の方を指導し、たくさんのご家庭にお伺いさせていただき、家庭教師選びに失敗してしまった方のお話もいくつか聞いてきました。

その中で、ご家庭の皆様や家庭教師派遣会社の方等へのインタビューにて得た、家庭教師の選び方をお話しさせていただきます。

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(1)目的をはっきりさせる

質問者さんは受験対策が主目的とのことですので問題ないと思いますが、受験対策なのか、学校授業の補習なのか、検定対策なのか等、“目的”をはっきりさせておきましょう。この頃は、進学塾の授業の補習ができる家庭教師派遣会社も増えてきており、要望は多様化しています。

当然のことのように思えますが、目的がぶれてしまって、契約関係がうまくいかなくなるケースをよく見受けます。

(2)学歴と指導力はイコールではない

多くの方が陥る落とし穴がここです。

有名大学に通っている、偏差値の高い大学生はとても魅力的ですが、必ずしも、学力や偏差値が高ければ教えるのが上手……というわけではありませんので、注意が必要です。

受験対策が主目的ならばまだしも、補習として一対一で指導を依頼する場合は、生徒さんと家庭教師の間の差が大きく、互いに理解しあえない……という事例が多いようです。

生徒さんも家庭教師の方が言っていることを理解できないし、家庭教師の方も、なぜ生徒さんが勉強でつまづいているのかが分からない、ということになると、お互い辛い思いをしてしまいます。

もちろん、高学歴で指導も上手な講師の方もたくさんいますので、見極めが大切です。

(3)体験授業または試用期間を設ける

上記の問題を解消するためにも、必ず体験授業をしてもらいましょう。

多くの家庭教師派遣会社も体験授業を実施しています。できる限り、派遣される予定の講師本人に来てもらうことをおすすめします。派遣会社の都合でそれが難しいようでしたら、試用期間を設けてもらうようにしましょう。


家庭教師は、ご家庭のプライベートエリアに入ってくることになるので、学力と教える能力はもちろん、「この人を家に入れて大丈夫か?」「この人を子どもの部屋に入れて、隣に座らせて大丈夫か?」という部分をよく見極めてください。

生徒さんと異性の教師でも大丈夫だと思っていたが、実際にやってみたら違和感があった……ということも多いです。長時間近くにいても問題ないことが、実は最も重要です。

目的をはっきりさせ、講師の出身大学や学力だけでなく、指導力や相性面を重視して選ぶことが大切です。

●ライター/佐々木恵(プロ家庭教師)

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