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優秀な子供を持つ親の意外に哀しい現実とは?

優秀な子供を持つ親の意外に哀しい現実とは?

【ママからのご相談】
うちはパパが教育パパで、とにかく私立。とにかく勉強。とにかく外資系企業に就職! という教育方針で、私は短大卒なので、発言しても聞いてもらえません。本当にそこまで優秀な子供に育ててもいいのでしょうか?

a 親の将来を案じつつ、子育ての方針を決めたほうがいいのかも。

こんにちは、ミクノです。

東大卒のお子さんを2人育てられて、2人とも高校卒業と同時に上京し、ひとり暮らし。就職は東京と海外。現在も東京と海外に在住という先輩ママさんに、「優秀な子供の弊害」についてお聞きしてきましたので、ご紹介したいと思います。

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まさか18年しか一緒に暮らせないとは思っていなかった

『うちの子は小学校から優秀で、担任の先生には私立への進学を勧められました。勧められるがままに私立中学にやり、そのままエスカレーターで高校へ。大学は、その高校の半数以上が進学する東大にやりました。2人ともだいたい同じコースで進学しましたので、順番に実家を離れて東京に行きました。

就職は、子供の好きなようにさせればいいと思って、親は口出しをしなかったのですが、1人は官僚になり、おそらく今後もずっと東京で暮らすと思います。官僚の定年は55歳か60歳か、私たち親は知りませんが、何歳に定年になろうと、うちの息子はずっと東京で暮らすと思います。もう1人は、東大を出て海外の大学に国費留学し、そのまま海外に住むと言っているので、こちらも実家には帰ってこないと思います。

よもやうちの子が18年しか実家にいつかないとは思ってもいませんでした。隣近所の子供は、今でも親とべったりで喧嘩をしたり笑ったりしながら一緒に暮らしています。そういうのを見ると、ときどき泣けてきます』


いかがでしたか? 世の中は相も変わらず学歴社会です。でも、学歴社会の裏で、こうやって泣いている親もいるということです。

長い人生の内で、18年しか一緒に子供と過ごせないというのは、ある種の親にとってみたら拷問のようなことかもしれないのです。

お子さんの将来を案ずるより、親の将来を案じつつ、子育ての方針を決めたほうがいいのかもしれません。

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●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)

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