“会話のない夫婦”にラブラブ感を取り戻す方法
2014年1月8日 | よみもの“会話のない夫婦”にラブラブ感を取り戻す方法

【男性からのご相談】
結婚して6年が経ちました。妻との会話がめっきり減って、なにを話せばいいのかわからないほどになってしまいました。
20~49歳の既婚の男女208名にアンケートした「夫や妻の行動で、これは絶対イヤと思うことは?」の結果、第1位となったのは、「会話がない(51.4%)」ことだそうです。(suumo編集部調査)
ちなみに、第2位が「洋服を部屋に脱ぎっぱなしにする(34.1%)」、3位が「歯磨きをしないで寝る(33.7%)」、4位が「毎日入浴・シャワーをしない(27.9%)」、5位が「自分の趣味に長時間没頭する(23.1%)」だそうです。
逆を言えば、「会話がない」ということをいかに作らないかということが、夫婦円満の秘訣かと思われます。
とはいえ、年がら年中顔を合わせれば、「なにか話さなきゃ」と思うのもかえってストレスを抱えてしまいます。
要は、1日の中で少しでも、夫婦向き合って会話をする時間が持てていれば、「会話がない」という想いもお互い抱かなくなるのではないでしょうか?

コツは「向き合う時間を持つ」ことと、「興味あることを質問する」こと
「向き合う時間を持つ」
向き合う時間を持つ、ということで、分かりやすいのは夕食の時間や朝食の時間。まさに、ゆっくりと夫婦向き合える大切な時間です。
一緒に入浴をする時だとか、寝る前の数分だとか、「ゆっくりと向き合って会話をする時間」をまずは持つこと。
ちなみに、私は寝る前の10分~15分くらい、妻にほぼ毎日、肩や首、背中、腰のマッサージをしてあげています。そんな時間は、妻との貴重な会話の時間でもあります。
6歳の娘がおりますので、会話は比較的家族でも夫婦間でもないわけではないのですが、やはり娘が寝た後、妻と二人きりで話す時間というのは大切な時間でもあります。
「興味あることを質問する」
たとえば、妻はテレビドラマが好きなので、よく観ているドラマの内容などを聞いたりしています。あとはやっぱり子供のこと、幼稚園のことなどもよく聞いています。
子供が生まれる前は、妻の子供のころのこと、お互いの好きなものや好きなことなどよく聞いていました。男性でも女性でも、自分の興味があることを聞かれれば自然と口数も多くなります。それは、毎日聞いてみてもかまわないと思うのです。それだけ相手のことを気にしていますよという信号でもあるのですから。
私は毎日決まって、マッサージをしているときや寝る前に妻に聞いている質問があります。「今日、なにが楽しかった?」という問いかけです。
ときどき妻は、「別に……」と答えたりもします。そんな時は、「そう? でも何事もなく無事に1日過ごせたこと、それ自体楽しいことでしょ?」と言ってあげます。
今6歳の娘にも、1年くらい前から毎日同じように聞いています。最近では、娘のほうが寝る前に、私に聞いてきます。「お父さん、今日なにが楽しかった?」と。「そうだね、特には……」と思わず言いそうになるときもありますが、そんなときには、「今日一緒にママの作ってくれたご飯食べたでしょ。おいしかったし、楽しかったよね!」と言ってあげます。
毎日少しの時間でもゆっくりと向き合う時間を作って、質問を投げかける。それを継続していけば、「うちの夫婦は会話がない」という印象もなくなるのではないでしょうか?