ゲームにはまる小学生への対処法2つ
2014年1月8日 | よみものゲームにはまる小学生への対処法2つ

【ママからのご相談】
小学校1年生の男の子の母親です。最近、息子がゲームアプリにハマってしまい、毎日のように遊んでいます。遊ぶのを止めても、ゲームのことが気になるようで宿題など他の事に集中してくれません。何か良いアイディアはないでしょうか?
日常の事を親子で一緒にしてみましょう!
こんにちは! ライターのKANAです。
私も、子供には、手で触って感じて楽しむ遊びをして欲しいと思う母親の一人です。とはいっても、各種ゲーム機の他に、スマートフォン、タブレットなど、世の中には沢山の魅力的で便利な機械が出回っていますし、周りの友達もみんな遊んでいるので、「やめなさい!」と禁止をするのも、現代っ子にはちょっぴりかわいそうな気もします。
私の娘もアプリゲームに夢中になることもありますが、娘が通っているオルタナティブ系学校の校長先生から2つのよいアイディアを教えていただき、幸いにも毎日30分以上ゲームで遊ぶことはなくなりました。

(1)親子で何かを一緒にする
子供はゲームをしている時は、おとなしくしていてくれます。正直、家事等で日々忙しいお母さんにとっては、ゲーム機はちょっとしたナニーの役割をしてもらっていると思ったこともあるのではないでしょうか。
お子さんはまだ小学生低学年ということで、この時期はまだ親と何かをするということが楽しい時期。そこに注目をして、一定の時間を親子で一緒に楽しんでみるというのはいかがでしょうか。「夕飯もつくらなきゃいけなないし、そんな時間はないわ!」というお母さんには、「夕飯を一緒に作る」「家の中を一緒に掃除する」などの日常の家事を、親子で一緒にするというのも良いでしょう。特に夕飯作りは、野菜の皮むき、お米研ぎなど、手先を使う仕事なので、意外に子供も夢中になってくれます。
(2)小さな約束を決める
現代っ子に「ゲームは全面禁止です!」というのも、かなり困難で酷な事。それに、やめなさいといえば、更にやりたくなるというのが人間の心理です。「学校から帰ってきて、宿題がおわったら30分ゲームで遊んでよい」など、一定のルールを決めてみるのはいかがでしょうか。
私の友人宅では、朝学校に行く前にゲームで遊んで良いというルールを決めたところ、毎日、寝坊してばかりいた子供がゲームで遊びたいという気持ちから、早起きをするようになったそうです。たまに、「明日は学校が休みだから1時間遊んでもいいよ」とお約束を拡大してみることも、ルールを守ってくれるポイントです。
私の知人の子供は、家では一切ゲームは禁止です。友達の家に遊びに行くと、その反動からか気が狂ったようにゲームで遊んでいるので、「みんなは遊んでいるのに、どうしてうちはだめなの?」と、直接親には言えないようですが、多少なりとも反感があるようです。
無理やりやめさせると逆効果なので、楽しいゲームも「自分で切り上げることができる」「時間管理が出来るようにさせる」という事が、今後のテクノロジー社会を担う子供の育て方かもしれません。
●ライター/徳武加奈子(フリーライター)