1月7日は何の日? 人日の節句で食べたい“七草粥”の作り方
2013年12月26日 | よみもの1月7日は何の日? 人日の節句で食べたい“七草粥”の作り方

【ママからのご相談】
昨年、スーパーに売っている七草を見て、子供が不思議そうな顔をしていました。私も七草粥という言葉は知っているのですが、由来や作り方を知りません。よければ教えていただけないでしょうか。
1月7日の七草粥は節句行事のひとつ。
ご質問ありがとうございます。
我が家では毎年、欠かす事無く七草粥を食べていますが、ハッキリとした由来を知らずに食べていたので、少し調べてみました。
七草とは?

七草粥の由来
Wikipediaによると、春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って食べられるもの。祝膳や祝酒で弱った胃を休める為、とも言われているようです。
粥に使われる七草
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。まとめて、“春の七草”と呼ばれています。
実は節句行事のひとつ
3月3日の上巳の節句(雛祭り)と、5月5日の端午の節句は親として外せない行事ですが、これらを含め、日本には5つの節句があります。7月7日の七夕も節句のひとつですし、9月9日は長寿を願う重陽の節句です。1月7日は人日(じんじつ)の節句と呼ばれていて、実は大切な節目の行事のひとつなのです。
七草粥を作ろう!
作り方はとても簡単なので、ぜひお子さんとご一緒に。
材料
・米……1合
・七草……1パック
・塩……少々
作り方
(1)といだ米を水900mlと共に鍋で炊く(目安は沸騰したら弱火にして30分・ふきこぼれに注意)
(2)七草を細かく刻む
(3)米が柔らかくなってきたら塩を振って、七草を混ぜる
お粥がニガテなお子さんの為に
毎年食べているけれど、わが子は七草がちょっとニガテ。邪道かもしれませんが、醤油で風味をつけたり、溶き卵を流してあげるだけでも随分食べやすくなります。時にはカツオダシをきかせることも。七草は下茹でしておくと色も出ず、苦味が軽減します。
時短
米からではなくごはんから作ると、5分程度で出来るのでオススメ!
最後に
「今年もみんなが元気で暮らせますように」
そんな温かい願いが込められている七草粥。家族として、お互いを労わる気持ちを育む良い機会になれば良いですね。
●ライター/亜依(ママライター)