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出産でもらえるお金の話

出産でもらえるお金の話

【女性からのご相談】
出産って、どれくらいお金がかかるのですか? うちは夫婦ともに若くてお金がないので、子どもをつくるのを控えようかなと思っています

a 不謹慎かもしれませんが、出産って、わりと儲かるのかもしれません。

ファイナンシャル・プランナーさんに、出産に関するお金のことを尋ねてみました。

すると、出産にいくらかかるのか? ではなく、出産するといくらお金がもらえるのか? という回答が返ってきましたので、ご紹介したいと思います。

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出産育児一時金(42万円がもらえる)

子どもひとりを出産すると、健康保険から42万円もらえるそうです。出産をした病院に健康保険から直接支払われますが、出産費用が42万円未満だった場合は、差額はもらえます。

勤務先の健康保険に加入している場合

勤務先の健康保険に加入している場合は、傷病手当金が支給されます。休業の4日目から、日給の3分の2が支給されるのです。

雇用保険に加入の場合

雇用保険に入っている場合は、失業給付金がもらえます。金額は、日給の5~8割です。

保険会社の医療保険

保険会社の医療保険や医療特約、医療共済などに加入している人は、入院給付金がもらえます。

出産手当金

産休中に、勤務している会社から日給の3分の2が産前42日分、産後56日分貰える「出産手当金」という制度もあります。育児休業中は、「育児休業給付金」が支給されます。こちらは会社によると思います。

行政からもらえるクーポン券

妊娠の届けを役所に手続きに行くと、母子手帳がもらえます。そのときに、クーポン券ももらえます。妊婦の検診は、保険診療の対象ではないので、全額自己負担になりますが、このクーポンを活用すると、費用の一部、あるいは全額が無料になります。自治体ごとに細かく決まりがありますが、おおむね8万円ほどお得になると言われています。

児童手当(子どもひとりにつき15,000円)

こちらはニュースでもときどき取り上げられるので、ご存知の方も多いかもしれません。中学3年生までの子どもひとりにつき、10,000円または15,000円が支給される制度があります。所得制限がありますが、支給されている人のほうが多いです。


いかがでしたか? お金がないから出産したくないという気持ちはわからなくもないですが、こうやって見ていくと、出産って、もしかして儲かることなの? と思えるくらい、いろんな制度から給付金がいただけるんですね。

コツコツと働いて税金を納めてきた方は、これらの制度をフル活用してみてもいいのではないでしょうか。

●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)

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