二度目の結婚式を幸せに挙げるコツ3つ
2013年12月16日 | よみもの二度目の結婚式を幸せに挙げるコツ3つ

【ママからのご相談】
29歳のシングルマザーです。お付き合いをさせていただいている方がいるのですが、結婚の話が進んでいます。彼は初婚で、式も盛大に行いたいという希望が在るようですが、私は2回目。彼の望む結婚式に積極的になれず悩んでいます。
しあわせな「再婚」をするために。
「結婚作家」池です。ご質問ありがとうございます。
新たなパートナーと新しい人生をスタートさせる「再婚」、素晴らしいことですよね。しかし、2度目ということで少し気が引けてしまう。
もっと前を向いて、幸せへのステップを楽しめるように、ベストな方法をお伝えします。

(1)私とあなたの結婚は一度目
まず、「お互いに初めての結婚」ということを忘れないようにしましょう。結婚という選択は初めてではない。しかし、「あなたと彼」が結婚、結婚式をすることは初めてのことなのです。
1500組以上のカップルをサポートしてきた経験の中で、初婚同志のカップルの場合は特に問題は無く進む結婚式の計画が、片方が再婚のカップルの場合は気が引けてしまう、ということは多くありました。1回目の結婚式で祝ってくれたゲストの皆様に申し訳ないという気持ちが湧き上がってしまう、と言います。
彼が望む盛大な結婚式を行うというのに抵抗を感じてしまうのも、無理はありません。ただ、あなたは負い目を感じることはないのです。
どこかで彼に申し訳ないと想っている部分もあると思います。でも、その姿が彼には、「結婚に積極的ではない」と映ってしまうことも。だからまず、「結婚はしたい、彼を大切に想っている」ことをきちんと伝えること。それから、2人の行いたい結婚式の形を伝えてみてはいかがでしょうか?
(2)ジミ婚を考える前に
結婚式はこうでなければならない、というイメージをお持ちかもしれませんが、「2人らしく」が基本です。
沢山のご友人に囲まれて結婚を誓いたいと想う方は、カジュアルなレストランなどで人前式と呼ばれる挙式がお勧めです。家族だけでゆっくり愛を誓いたいという方には、海外ウエディングがぴったりかも。会社の方や親戚を大勢招き、「おもてなし」をと想う方には、格式あるホテルや大きなバンケットの式場などもあります。
つまり、2度目の結婚だから「地味に」ということよりも、2人がどんな一日を過ごしたいか、結婚式で何を伝えたいか、残したいかということをゆっくり分かち合いましょう。
(3)自分を理解してもらう
結婚式の計画をする前にしておくと気持ちが楽になること。それは、お互いの両親へのご挨拶です。
特に、あなたが彼のご両親にお逢いしたときに、きちんと再婚であることを伝え、お子様を紹介してください。そして、彼と新しい未来に向けて人生をスタートさせたいという気持ちを伝えることです。あなたの「そのまま」を、お相手のご両親に理解してもらい認めてもらうことで、結婚式を前向きに考えられると思いますよ。
結婚式を自分達らしく、結婚生活も自分らしく居られるためには、ご家族の理解はとても大切です。言いにくいな、と思わずに、自信を持って「自分」を伝えてくださいね。
あなたが幸せな結婚を得て、笑顔で毎日を過ごせる。それは彼にとっても、ご家族にとっても、お子様にとっても、「嬉しいこと」なのです。自分をまずは大切にしてあげてくださいね。それは、周囲を大切にすることに繋がります。
●ライター/池倫子(結婚作家)