子供がパパになつくようになる3つの作戦
2013年12月13日 | よみもの子供がパパになつくようになる3つの作戦

【パパからのご相談】
4歳の娘がいる父親です。いつも勉強させていただいております。平日は仕事で忙しく、ほとんど子どもと顔を合わせることがありません。そのせいか、土日に顔を合わせても、なついてくれなくてさみしい思いをしています。
子どもと仲良くなるアイデアがあれば、教えてください。
とにかくめげずに接点を増やしましょう。
ご質問ありがとうございます。三尾@子どもに会えないとさみしいパパです。
子どもがなついてこないとさみしいですよね。その気持ちよくわかります。
普段会えないからなついてくる子どももいれば、普段いないからちょっと離れてしまう子もいます。アイデアとしてはいろいろありますが、とにかく子どもとの接点を増やして、パパと接する回数を多くするとなついてくれやすくなります。
「子どもは短い時間でもいいから、笑顔で接する回数が多いと安心する」と、ある保育士さんもおっしゃっていました。実際に私のパパ友達が実践して効果があった方法を、3つご紹介いたします。

(1)細かくアプローチ作戦
平日会えないのであれば、会えるように時間を作るのが一番いいのですが、そんな簡単に仕事を休めるのであれば悩みを相談はしていないですよね。
そんな忙しい人でもできる方法として、子どもがなつくよう子どもとの接点を増やしていく方法があります。対面で会えないなら、会っているような感覚を持ってもらうのです。
例えば、下記のような方法です。
・仕事の合間に子供に電話する
・会社に行く前や帰ってきたときにお手紙を書く
・写真をメールで送ってママに見せてもらう(ママから送ってもらう)
「会えないけど会いたいんだよ」という気持ちが伝われば、子どもも会えた時になついてきます。
(2)ママからアピール作戦
パパになつかない子どもは、だいたいママ(ときにはおじいちゃん、おばあちゃん)になついていることが多いです。そんな子どもにとっては、ママの意見は絶対的になっています。
ですので、ママの方からパパアピールを定期的にしてもらうのです。「いつも頑張ってお仕事してるんだよ」とか、「仕事しながらも○○ちゃんのことを考えているんだよ」と、パパの存在をアピールしておいてもらうと忘れられずに済むし、子どもがパパを尊敬してくれるようになります。
逆に、ママが否定的になっていると、子どもにとってもパパの存在はよくないものになっているので、ママへもしっかりと愛情や気持ちを伝えることが大事ですね。
(3)土日に二人でおでかけ作戦
平日時間がとれない代わりに、休日におもいっきり子どもと遊ぶ時間を作るのです。普段はママが子育てをしていると思いますので、ママも子育てから解放されてゆっくりできるので、一石二鳥のテクニックですね。
遊ぶ内容については、普段ママができないようなことをすると、パパアピールになります。車でドライブしたり、電車で遠くに行ったりと、子どもとパパとで出かけると信頼関係が深まっていきます。
また、出かける際にはママから普段の子どもの話を聞いておいて、会話の中で「○○ちゃんは~~ができるようになったんだね」というように、「普段の生活の話もしっかり聞いてるよ」とアピールしておくといいですね。
いかがでしたでしょうか。
なついてくれなくても、パパのことが好きであることは間違いないと思います。少し子どもとの接点を増やして子どもが話をしやすいようにしていけば、関係はよくなるはずです。一度、試してみていただけるとうれしいですね。
●ライター/三尾幸司(育児書コンシェルジュ)