気楽に考えよう! 野菜嫌いな子どもへの対処法3つ
2013年12月11日 | よみもの気楽に考えよう! 野菜嫌いな子どもへの対処法3つ

【ママからのご相談】
子供が野菜を全然食べてくれません。栄養が心配なので、野菜ジュースを毎日あげて対応しています……。どうしたら、ちゃんと野菜も食べてくれるのでしょうか?
無理矢理は逆効果。少しずつ好きになってもらおう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの横山かおりです。
野菜嫌いなお子さん、とても多いですね。今回は、以前お話をうかがった栄養士さんからのお話と、実際のママ友のお話を参考にご紹介していきます。

(1)無理やり食べさせてはダメ
無理に口の中に押し込んだり、食べないからと毎日大きな声で怒ったり……。ママもイライラするのはもちろん分かりますが、それでは子供の野菜嫌いがもっと進行してしまいます。「ごはんは楽しい」という気持ちを前提に。
少しでも野菜を食べたら、たくさん誉めてあげましょう。ママがごはんの時にニコニコしている方が、子供も楽しく食卓に向かえるでしょう。
(2)野菜がダメなら他で栄養を補おう
野菜ジュースも良いですが、添加物やムダな糖分まで含まれているので、適度な量にとどめましょう。最近はスムージーも流行っていますし、リンゴを混ぜて甘くしてあげたら、子供でも飲めるものがあるかもしれません。
また、それでも野菜が摂れない場合は、大豆製品や海藻など、他にも栄養価の高い食材をあげて、バランスをうまく摂るように心がけましょう。野菜を食べないのは気になりますが、野菜が栄養のすべてではありません。ママも神経質にならず、「いつか食べてくれる」と思って気長に頑張りましょう。
(3)好きになってもらえる工夫を
わたしの仲良しのママ友も、子供が野菜を食べないと悩んでいました。毎日少しでも食べてもらえるように、ハンバーグやパンケーキに野菜を刻んで混ぜたり、人参をすりおろして卵焼きに混ぜたりしていると言っていました。そういったママの努力が、子供の元気な体をつくっていくんだなぁと思いました。
キャラ弁のように見た目を可愛くして、食べることを楽しいと思わせることも効果的かもしれません。子供が自ら「食べたい」と思ってくれるように、ママは日々大変ですが、どうにかその子に合った良い方法を見つけていけたら良いですね。
幼稚園などの集団生活に入れば、自然と野菜嫌いや好き嫌いが直る子も多くいると思います。小さいうちは大変ですが、「野菜を食べなくても死んだりしない」と少し大げさに割り切って考えた方が、ママも気が楽になるかもしれませんね。
●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)