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子供の良いところを見つけるコツ

子供の良いところを見つけるコツ

【パパからのご相談】
幼稚園の年中組に通っている男の子の父親です。最近になっていたずらが増え、ママの言う事をあまり聞かなかったりと、問題行動が目につくようになってきました。育児書では、褒めて伸ばす、褒める子育て等と書いてあるのですが、叱るところは簡単に見つけられるのに、褒めるところが見つかりません。

父親としてどうやって接していけばいいか悩んでいますので、何かアドバイスを頂ければ嬉しいです。

a 親の意識を変える、褒めネタを探す心掛け。

ご相談ありがとうございます。“情熱子育てスタイル”の近藤博幸です。

子どもを褒めたいのに、褒める子育てをしたいのに、目につくのは悪いところばかり。結局、気持ちとは裏腹に叱ってばかりと言う状況でしょうか?

親御さんの気持ちも分からないではないですが、褒めるところが無い人間なんていないと僕は思います。ましてや、幼児期の子どもなら、大人にとってちょっとした事でも、大きな一歩、大きな成長が日々あるはずだとも思うわけです。だからこそ、褒めるところが見つからないっていうのは、逆に言えば子どもの事を何もわかっちゃいないと僕は思うわけです。

ただ、質問者様のように褒めるところが見つからないとか、どうやって子どもを褒めたらいいのかわからないと言う親御さんも多いので、今回と次回の2回に分けて、僕が取材で得た、「褒めネタを探す心掛け」と「子どもが褒められる行動をする為のきっかけや、機会づくり」についてご紹介させて頂きます。

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質問して褒めるネタを見つける、聞き取る、気付かせる

まずは、褒める内容について、親の見ている今の事(タイムリーな出来事)と、親が見ていない過去の事(幼稚園等での出来事)の2種類あります。どちらにしても、この親子会話の中から質問して、聞き出すという事はかなり効果的です。
 
過去の事であれば、「今日幼稚園でどんな事があったの?」から始まって、良い事なら、「よく頑張ったね」と褒めてあげる。悪い事であっても、そこからどんどんと質問を投げかけて行き、良い事を聞きだしてみる。気付かせてあげる。

「それは、よく我慢できたね」「○○したのは悪い事だけども、正直にお話してくれた事はすごく偉いよ」過去の出来事を思い出しながら、お話しできた事自体でも、褒められるべき事だと思いますので、「わかりやすくお話してくれてありがとう」と言えるでしょう。

また、今の事では適切なタイミングに適切な質問を投げかける事で、子どもにとって褒められる行動が出来る良いきっかけになります。

「もうこんな時間、早く寝なさい!」と言いたくなる場面でも、「明日、幼稚園で何をするのかなあ。元気いっぱいに遊べるかなあ」とつぶやいてみてあげて下さい。

提案してみる、一緒にする

自分から進んで行動する、という事が苦手なお子様もいらっしゃいます。そんな場合、親のサポートや機会づくりが非常に重要になってきます。

これについては、次回もう少し掘り下げてご紹介させて頂きます。


いかがでしたでしょうか?

子育てだけでなく、恋愛でもそうでしょうが、とにかく相手の事を良く知らないと、褒める事って出来ないと思います。逆に、相手の事を知りたいと思えば、見て聴いて話しますよね。

だからこそ、普段から子どものことをよく見て、会話して、知る事が大事なのだと僕は思います。

それでは次回、「子どもが褒められる行動をする為の、きっかけや機会づくり」についてご紹介していきますので、よろしくお願いします。

【関連コラム】
・(後編)子供が褒められる行動をするようになる機会づくり2つ

●ライター/近藤博幸(パパライター)

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