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部屋の片付けが自発的にできる子供の育て方3つ

部屋の片付けが自発的にできる子供の育て方3つ

【パパからのご相談】
7歳の男の子を持つ父親です。私も子どもの頃は部屋を散らかしていたのですが、今はきれいにしようと、家の掃除をしています。しかし、息子は何度言っても部屋をきれいにできず、イライラして早く片付けるよう怒ったり、自分がついつい片付けてしまいます

うまく自分から片付けるようにさせたいのですが、何かいい方法はないでしょうか。

a ハードルの低いことから少しずつやってみましょう。

ご質問ありがとうございます。三尾@昔は部屋がきたないパパです。

私も、大人になって子どもができてから部屋をきれいにするようになったので、子どものころはかなり部屋が散らかっていました。

とはいえ、自分の子どもには部屋をきれいにしてもらいたいし、家の中で自分が出したものぐらいは片付けてもらいたいところです。子どもに対しては、「片付けなさい!」と命令しても、しぶしぶ片付けますが、命令した場合は自発的に片付けるようにはなりません。

今回、パパ、ママたちが実践している例を3つご紹介しますので、参考にしてもらえるとうれしいです。

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(1)片付けのハードルを下げる

まず、片付けないというのは、いくつか原因があります。

例えば、「めんどくさい」「どこに片付けていいのかわからない」「うまく片付けられないのがいやだ」と、子どもによって違うと思いますが、片付けに対するモチベーションが低くなっていることが共通しています。

ですので、片付けのハードルを低くしてやることで、片付けに対する気持ちを変えてあげるとやりやすくなります。

方法としては、親が片付けを教えながら一緒にやってあげたり、物をしまいやすいように片付ける場所を決めてあげるといいですね。

また、おもちゃの場合だと、おもちゃを一部どこかにしまっておき、減らしてしまうのも手ですね。とにかく簡単に片づけられる環境を作ってしまうと、比較的子どもが自分から片付けられるようになります。

(2)「私」メッセージで伝える

さて、ハードルを下げたとしても、子どもが自発的に片づけようという気にはなかなかなりません。

ですので、親が促してあげる必要がありますが、「片付けなさい!」と命令形で言うのではなく、「(私は)片付けてくれると助かるな~」とか、「(私は)きれいなお部屋がみたいな~」というように、「私」を主語にしてお願いしてみてはいかがでしょうか。

命令しているのではなく、子どもの行動を促すように話をしているので、根気強く、自分から動いてくれるのを待ってみることも大事ですね。

(3)できたら誰かに伝える

できたら、「よくできたね!」と褒めてあげたり、「ありがとう。助かったよ」と認めてあげると、子どもは次からも片付けようという気になります。

ただ、褒めるだけだとだんだん慣れてきてしまいますので、ここで違う褒め方をご紹介します。

それは、他人に部屋をきれいにしていることを伝えるのです。

例えばママに、「○○ちゃんが、部屋をきれいにしてたよ。すごいね」と子どもの前で言ってあげると、子どもも間接的に褒められているので、「次も、ちゃんとやろう」とモチベーションをもって片付けてくれます。

これは片付けに限らず、子どもを褒めるテクニックとするといいですね。

ただ、あまりに子どものすごいところばかりを言い続けると、自慢話のようになってしまいますので、伝える相手は選んだ方がいいかもしれません。


いかがでしたでしょうか。

片付けができていなくても、きちんと成長して立派な大人にはなれるので、そこまで強制しなくても少しずつ子どもが自発的に取り組めるように、親が支えてあげるといいですね。

今回の方法を参考にして、部屋をきれいにできる子になってくれると、私もうれしいです。

●ライター/三尾幸司(育児書コンシェルジュ)

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