仕事で忙しい男性が“イクメンパパ”になる方法
2013年11月14日 | よみもの仕事で忙しい男性が“イクメンパパ”になる方法

【男性からのご相談】
毎日残業続きで、帰宅したら深夜です。1歳になる娘がいますが、毎日寝顔しか見られません。個人的にはイクメンに憧れていて、出世街道を外れたいな、と思っています。どうすればイクメンになれるのでしょうか?
週1回2時間でもいいので、子どもと一緒に過ごす。
こんにちは。ご質問にあったように、毎日子どもの寝顔しか見ていないという男性が、その後、10年20年と経ったときに、なにを思うのかについては、人生の諸先輩方が、本やテレビで述べておられますよね。
簡単に言えば、“後悔することになる”ようです。子どもが一番かわいい幼少期に、一緒に遊んでやれなかった……。会話もしなかった……。というかんじで、後悔するそうです。

後悔せずにすむ方法
教育評論家は、週に1回2時間くらいでいいので、子どもと一緒になって遊んだり、お勉強をして欲しいと言っています。
週に1回2時間子どもと遊べないくらい、旦那さんが忙しいということもあると思いますが、これくらいの時間であれば、どうにか時間をつくれそうですよね。
週1回2時間でも、子どもと触れ合っていると、新しい発見があるのだそうです。
「うちの子って、こういうことをするんだ」とか、「先週はできなかったのに、今週はできるようになっている」というかんじで、発見があるのだそうです。
また、幼稚園や小学校にあがった場合、「うちの子はいじめられているのかな」ということも、この2時間の中でわかるのだとか。
絶えず、気にすること
2時間の時間もとれないくらい忙しい、元アナウンサーは、子どもに毎日手紙を書いたと言っています。こういう方法もあるんですね。
毎日、とにかく子どものことを意識して、時間をつくるように、さらなる工夫をしてみてはいかがでしょうか。
子育てに限らず、なんでも、「おなじ時間を過ごすことでしか見えてこないこと」はたくさんあり、イクメンはここからスタートすればいいのではないかと思います。
子どもの抱き方や、子どもの遊ばせ方などわからなくても、一緒にすごす。
ほら、よく、「一緒に過ごした時間は永遠だから」と、小説や詩に書かれていますが、子育ても同じはずです。
●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)