子供が自発的に勉強をやる気になるママテク3つ
2013年11月5日 | よみもの子供が自発的に勉強をやる気になるママテク3つ

【ママからのご相談】
小学生になる娘がいます。うちの子、「勉強しなさい!」と言っても全く勉強しません。強く言えばいうほど逆効果な気さえします。親としては、もっとしっかり勉強してほしいのですが、どうすればいいでしょうか?
お子さんへの関心を伝え、楽しんでみましょう!
ご質問ありがとうございます。家庭教師の佐々木恵です。
我が子が心配だからこそ、「勉強しなさい!」とつい強く言ってしまいますよね。それなのに、「今やろうと思ってたのに!」なんて反発され喧嘩になる。結局、子どもは勉強しないという悪循環……そんな展開、よくあるのではないでしょうか。
本日は、私が取材で得た対処法を3つお伝えさせていただきます。

(1)「今日はどんなことを勉強したの?」と声をかけてみる
お子さんに、「学校でどんなことを勉強したか」聞いてみましょう。お子さんが答えてくれたら、ぜひ笑顔でこう返してみてください。「難しいことを勉強しているんだね。詳しい内容を教えてくれない?」
そして、お子さんが内容を教えてくれたら褒めてあげてください。お子さんとのコミュニケーションにもなるし、お子さんも褒められて気を良くし、また教えてくれるはず。復習効果もあり一石三鳥です。
(2)ゲーム感覚でできるものから始める
「うちの子、勉強しないでゲームばっかりしています……」そういう子は、勉強をゲーム感覚でやってみることをおすすめします。
例えば、百ます計算は、繰り返すうちにタイムが縮まっていきます。4分が3分になったら、「レベルアップしたね!」とゲームみたいに演出してあげると、「勉強って面白い!」とお子さんが思ってくれます。タイムが縮まったり、書けるものが増えていくのは、子どもはとっても喜びます。
(3)勉強する意味を伝える
勉強しない子の大半は、「なんで勉強しないといけないの? こんなの将来使わないよ」と思っていたりします。もし、お子さんがそれを聞いてきたら、「それが仕事だから!」と遮断せずに、その意味を教えてあげましょう。
例えば、「理科を勉強したから車の会社に入れたんだよ」など。反対に、「英語が出来なかったからチャンスを逃した」と、勉強不足で困った経験を話してあげることも効果があります。
これを日常から繰り返ししていくと、「勉強しないといけないんだ、お母さんは私のために言ってくれているんだ」という気持ちがお子さんに芽生えていきます。
いかがでしたか?
大切なのは、「お子さんに対して関心を持って、それを伝えること」。
中学生になっても、大人になっても、親から褒められ、興味を持ってもらえるのは嬉しいですよね。そして、お子さんは親御さんが思っている以上に、ほめられると喜びます。お父さんお母さんが喜んでくれるならと、お子さんももっと頑張ってくれるようになりますよ。
●ライター/佐々木恵(プロ家庭教師)