精神不安定になりやすい産後ママへのねぎらい術3つ
2013年11月1日 | よみもの精神不安定になりやすい産後ママへのねぎらい術3つ

【パパからのご相談】
先月、子どもが生まれました。退院し、自宅で妻と育児をしています。手伝いたいとは思いますが、うまくできないし、むしろ邪魔者扱いされているような気がして落ち込みます。みんなこんなもんですか?
こんにちは! 暮らしニスタの小澤あきです!
お子様のご誕生、おめでとうございます。新しい家族が増えて喜びいっぱいの反面、慣れない育児と生活のリズムに、戸惑うこともでてくるときですよね。育児に協力したい! というお気持ち、とっても素敵ですね。
ですが、出産後しばらくは授乳が頻回で、昼夜関係ないこともあり、育児に協力しようと思ってもパパの出番はどうしても少なめ。
いろいろとしてあげたい気持ちがあっても、空回りしがちかもしれませんね。
でも大丈夫! パパの大事な役割は、育児のほかにもあるのです!
それは、ママのメンタルケア!
シチュエーション別に、素敵な受け答え術をこっそりお教えしちゃいますね!

(1)部屋が散らかりすぎているとき
疲れて帰宅して部屋が散らかっていたら、なんだかがっかりしてしまうかもしれませんが、「昼間何やってたんだよ?」は、NGワードです。
「たいへんだったんだね、大丈夫?」と、声をかけてあげてみてください。
そして、余力があれば、ママの入浴中などに何か1つでもいいので、黙って家事を手伝ってもらえるとポイント高いと思いますよ。自分の使った食器を洗っておくとか、洗濯物をたたんでおくとか、何でもいいと思います。
(2)ママが疲れているとき
仕事を終えて帰宅したとき、朝と同じ部屋着にスッピン、ボサボサヘアのママを見て、ゲンナリするという男性のお話をたまに聞きます。
確かに、ゲンナリする気持ちもわかるのですが、育児中は見逃してあげてほしいものです。
「老けたな」と言うのは絶対NG~。ここでも、「たいへんだったんだね」で、いいのです。
(3)ママが泣いているとき
メンタルバランスが不安定になり、涙が出やすくなるママは多いもの。理由がはっきりしないような漠然とした不安からの涙の場合は、「何泣いているんだ!」と問い詰めたり、いきなり解決法を提示するのはNGかもしれません。
男性だって、お仕事で何かあって暗い顔をしているところに、「なぜ? どうして?」と質問攻めにされたり、解決しようと迫られても困ると思います。
頭の中は、『?(はてな)マーク』がいっぱいになるかもしれませんが、とりあえず黙って抱きしめてあげるとか頭を撫でてあげるとか、ただただ話を聞いてあげる。言葉をかけるとするなら、「大丈夫」でしょうか。
ママの気持ちが落ち着いてから、「どうしたの?」と、話を聞いてあげればいいと思います。そしてやっぱり、「たいへんだね」が有効です(笑)。
とにもかくにも、ママが24時間無休で続けている、『育児』に対して、ねぎらいの気持ちを持つと同時に、ひたすら共感してあげること。
育児に協力できなくても、ママのメンタルケアさえしっかりサポートできていれば、ママの満足度は高く、後々の夫婦関係もとってもうまくいくのだとか。
産後の不安定なママをこっそりコントロールすることで、パパも快適になるかもしれませんね!
●ライター/小澤あき(読者モデル、ライフオーガナイザー2級)