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共働きでも子供との会話時間を確保するコツ2つ

共働きでも子供との会話時間を確保するコツ2つ

【ママからのご相談】
この春から保育園に通っている4歳の男の子のママです。息子の入園のタイミングで、フルタイムの仕事を始めました。仕事を始めてから忙しさにかまけて、息子とゆっくりと会話をしていない事に気が付きました。主人に至っては、仕事柄時間が不規則で、親子の会話等ほとんどありません。

そこで質問ですが、共働き夫婦はどうやって子どもとの会話の時間を作っているのでしょうか、また、どんな会話をしているのかも教えて頂きたいです。

a 子ども優先主義、時間確保は親の務め。

ご質問ありがとうございます。”情熱子育てスタイル”の近藤博幸です。

親子の会話というものは、お子様が何歳であっても避けては通れない問題ですね。ぼく自身、長男の就学前、子どもと顔を合わすのは寝顔だけといった時期があっただけに、相談者様のお気持ちはよくわかります。

そこで、今回と次回の2回に分けて、幼児期の子どもとの会話についてお話させて頂きます。

第1回目の今回は、「子どもと会話をする為の時間の確保」についてお話いたします。

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「基本は子ども優先で」

大体の子どもは、パパやママとお話がしたいのです。

今日の保育園での出来事、友達との遊びや、初めての経験に興奮したこと、嬉しかったこと。話すことが山ほどあって、すぐにでもパパやママに聞いてもらいたい、そんな状態で帰宅します。

「ママ~。今日ね、保育園でね……」始まりました。子どものママ、ママの連呼。

ご飯の準備もあるし、帰宅後のこの時間は何かと忙しいママ。でも、ここでいったん深呼吸。ひとまず、お子様のお話を聴いて下さい。

少しでも自分に向き合ってくれたら、話を聞いてくれたら、子どもは落ち着くものです。はやる気持ちをグッと抑えて、まずは帰宅後1回目のコミュニケーション。

何故なら子どもの話したい気持ちって、今この瞬間が勝負だからです。今、ママに言いたい。今、パパとお話ししたい。今、良い事思いついた。今、思い出した! 今! 今! 今! なんです。

忙しい時など、「あとからね」と簡単に言ってしまいがちですが、幼児期の子どもにとって、この、「あとから」がなかなか納得できません。

また、「あとから」話を聴こうとしても、もう何を話そうとしていたか、すっかりと忘れてしまっていることがほとんどです。だからこそ、子どもの今話したいという気持ちを大切にしてもらいたいと思います。

「落ち着いた雰囲気の中で」

テレビを見ながら、ゲームをしながら、スマホを弄りながらの会話は、空気の様にお互いの頭の上を音が漂っているだけに過ぎません。気持ちがあっちを向いたりこっちを向いたりそんなフラフラの状態ではなく、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと親子会話をすることが大切です。

例えば、お風呂の中。例えば、寝る前に。

ぼくは、出来る限り子どもと一緒にお風呂に入り、色んなお話をお風呂の中で聞きました。親子一緒にお風呂に入る。身も心もリラックスした状態で会話を楽しむ。親が子どもの話したいという欲求をくすぐって、いろんな事を聞いてみる。

会話の中心は子ども。子どもの話を親が聴くというスタイルが大切です。


いかがでしたでしょうか。

第1回目の今回は、親子の会話においても、「子ども優先で」という事をお話いたしました。親子の会話は、親子である限りついてまわります。

三つ子のたましい百までとも言いますが、親子の会話についても一朝一夕に出来るものではありません。幼児期の今のうちから、意識して親子の会話の時間を作ることが何よりも大切です。

次回は、「子どもの話したい欲求をくすぐってみる」についてお話させて頂きます。

【関連コラム】
・(後編)共働きでも子供との会話を増やすフレーズ集
共働きのママでも満足いく子育てをするコツ3つ

●ライター/近藤博幸(パパライター)

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