離婚したのに気持ちが晴れないときの対処法3つ
2013年10月24日 | よみもの離婚したのに気持ちが晴れないときの対処法3つ

【ママからのご相談】
離婚して3か月経ちました。それなのに、何だか気持ちが晴れません。友人からは、「離婚ブルーなんじゃないの?」と言われてしまいました。このままでは、自分がダメになってしまいそうで不安です。どうしたらいいのか分かりません。何か良い方法はありませんか?
シングルマザーになるために一番必要なことは、仕事を探すことや、シングルマザーに対する支援を調べることだけではありません。自分の心を癒すことも大事なことです。離婚を受け入れること、前向きな考え方を持つことについてお話します。

(1)少しずつ離婚を受け入れること
頭では理解できていても、心の奥底では、「本当は離婚なんてしたくなかった」と離婚を受け入れられない自分がいます。
そのような場合には、無理に離婚したことを受け入れようとは思わないことです。
自分の人生設計の中に、最初から離婚を組み入れている人はいません。
それだけに違和感なく受け入れるようになるのには、おそらく一生の時間が必要になります。今すぐに受け入れるのではなくて、徐々に受け入れていく気持ちを持つことが大事です。そのうちふとした瞬間に、「そういえば、離婚したんだよね」と思う自分になれます。それは、数か月後、数年後の出来事なのかもしれません。
自分の心の奥底にある感情と向き合うことは、つらいものです。けれども、その触れたくない部分を見つめる、受け入れるという作業は、避けて通れるものではありません。だからといって受け入れなくては……と思い詰める必要もありません。
無理に受け入れるのではなく、自然に任せることです。やがては、無意識のうちに離婚を受け入れたということができればいいのです。
(2)泣いてすっきりすること
悔しい気持ちや悲しい気持ち、相手を怨む気持ちをスッキリさせるには、泣くことが一番良い方法です。時の流れに身を任せるよりも、思いきって泣くことです。その場合には、声を殺して泣くのではなく大声で泣くことが良いのです。
「私の人生を返してよ!」
「どうして、私がこんな辛い目に遭わなければならないの!」
「私一人だけが責められることなの?」
こんなふうに、あなたの心の奥底にある感情を、全て吐きだすことです。
辛かった気持ち、悔しい気持ち、悲しい気持ちで、涙が後からあとからあふれ出てくるかもしれません。
恐れることはありません。泣くことによって、あなたの心のつかえが取れていくのです。
人は、泣くことで自分の心の奥に閉まっていたものを吐き出せるようにできています。
泣くことで、あなたが失うものは何もありません。逆に、あなたは新しい自分の人生を生き抜くための“勇気”を手に入れたのです。ここから、あなたの未来が始まるのです。
(3)常に明るく楽しいことに目を向けること
シングルマザーライフには、悩みや不安がつきものですが、必要以上に悩んだり、不安がったりすることは良いことではありません。
精神面での自由を手に入れたのですから、明るく楽しいことに目を向けるようにしていくことが大事です。悩みや問題が出てきても、「大丈夫。私なら解決できる」という気持ちが必要です。前向きに考えて明るく楽しく生きていくことが大事です。
あなたが元気で明るく過ごすことが、あなた自身はもとより子供にも良い影響を与えるのです。
シングルマザーになるために一番必要な考え方について紹介しました。
お金よりも、自分の心を癒すことの重要さについてお分かり頂けたでしょうか? 心が元気でいることが大事なのです。
●ライター/此花(シングルマザーライフ研究家)