子供に八つ当たりしてしまうママの性格を治す方法
2013年10月14日 | よみもの子供に八つ当たりしてしまうママの性格を治す方法

【ママからのご相談】
2歳の子どもを見ていると、ときどきイライラして八つ当たりしてしまいます。これではダメだと思うのですが、毎日1回は八つ当たりします。こういう性格はどうやって治せばいいのでしょうか。
子どもに「勉強させてもらっている」と思えるかどうか。
こんにちは、ミクノです。
いろんな子育てに関する本を読んでいると、「第一子の子育てにおいてイライラするお母さんが多い」と書いてあります。その理由として、「子育ての仕方がわかっていないのでイライラする」と書いてあります。ということは、子育ての方法を知ることが、もっとも近い解決への道になるのだろうと思います。
具体的な解決法としては、「子供の気持ちをきちんと理解するべく、さまざまな本で勉強しましょう」と、多くの本に書かれていますので、一般的にはこういう解決法かなと思います。
子どもに「勉強させてもらっている」と思うこと
本を読んで勉強をすることが好きな人と嫌いな人がいると思いますので、嫌いな人はどうするべきか? 子育てをしているお母さんを見ながら考えてみました。
1つの答えは、「子どもに勉強させてもらっている」と考えているお母さんは、わりとストレスを溜めることなく、うまく子育てをやっているのではないかというものです。

子どもはオトナが見ていないものを見ています。なにかを見ると、オトナとはちがって、非常に素直にアクションを起こします。それはときとして、オトナの想定をはるかに超えており、だからこそ(オトナの思い通りにならないからこそ)、子どもにイライラする……ということではないでしょうか。
子どもに学ばせてもらっていると考えると、子どもはオトナにとって先生です。「学ぶ」というのが大げさであれば、「子どものやることにいちいち驚く」といいのではないかと思います。
つまり、子どもをできるだけ客観的に見て、「へえ、虫を見たらこんなふうに反応する生きものもいるんだ(子どものこと)」くらいに客観視しておけば、イラつかないということです。
これは作家の銀色夏生さんが、著書のなかに書いていたことです。
もちろん「我が子」ですから、「親として子を見る」とか、「主観的に子を見る」という風になりがちなんだろうと思いますが、ちょっと視点を変えるだけで、それなりに楽しい子育てができることもあるということです。
●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)