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子供同士のトラブルが起きた時の対処法

子供同士のトラブルが起きた時の対処法

【ママからのご相談】
今年の春から息子が小学校に行きはじめました。が……。どうも、学校でお友達とケンカして、ケガをさせてしまったようなんです。大したケガではなかったみたいでよかったのですが、やっぱり相手の家に謝りに行った方がよいでしょうか?

a トラブルは子どもの成長するきっかけでもあると思う。

はじめまして。兼業主夫放送作家の杉山錠士です。

子ども同士のトラブル……始まりましたか(苦笑)。

子どもの成長は嬉しいですが、大きくなるごとに違う悩みが現れるもののようで、心労は絶えないですよね。恥ずかしながらうちの小学生の娘も、学校で友達とケンカをしたり、同じような経験もあるので、参考までにその時どうしたか? そして思ったことをお伝えしますね。

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謝りに行くのは必要な儀式

自分たちが子どもの頃を思い出してみると、ケンカやケガ、家のガラスを割っちゃったなどの時には、関係する親が謝りに行ったり、謝りに来たりしていましたよね。自分も含め、今の親世代はその光景を覚えているので儀式的ではありますが、やっぱりこのくらいはした方が良いと思います。

どうしても家に行けない時には、電話で直接話すことも必要だと思います。そこで何もしないのは、さすがに礼儀にかけるかと思います。

普段の交流が効いてくる

ただ、付き合いがない人だと、そもそも家や電話番号を知らないケースもあって、謝ること自体が大変なことになってしまいます。そのためにも、普段からある程度交流をしておくことは結構大事だと感じています。謝りに行くだけでなく、お互いのテンションや教育方針などを知っていると、さらに事はスムーズにすすむと感じています。

僕の場合、同級生の大体の人とは顔見知りですし、一度は一緒に飲んでいるので、謝る前にいろいろと話ができす。もちろん、交流があっても、普段の関係が悪いとよりこじれることもあると思いますが、何もないよりはまだお互いの理解ができると思います。


ただ、気をつけた方がいいと感じていることは、親が出過ぎないことだと思っています。親が解決してばかりだと、子どもが、「自分が何か起こしても親が何とかしてくれる」と思ってしまうようです。小さい内こそ親が出る意味があるかもしれませんが、ある程度いろいろなことを理解できる年になったら、親同士はこっそりやりとりをして、子どもなるべく子ども同士で解決させるのも必要だと思っています。

親が手出しをしないことに対して、「事が起こってからでは遅い」という思う人もいるでしょうし、実際、そういうケースあると思います。

でも、ずっと守り続けてきた子供が大人になったときに、それこそもっと大きなことに直面したらどうなるでしょうか? 子供の成長過程で、トラブルを自分で乗り越える経験をしておいた方が、長い目で見たら、いいのではないかと思います。

距離感に気をつけて乗り切っていけるように、お互い頑張りましょう!

●ライター/杉山錠士(兼業主夫放送作家)

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