胎教の効果とは? お腹の赤ちゃんとの遊び方2つ
2013年10月8日 | よみもの胎教の効果とは? お腹の赤ちゃんとの遊び方2つ

【女性からのご相談】
妊娠5か月目です。毎日仕事が忙しく暇がありません。参加で知り合ったママ友は、英語CDを聞かせたり、赤ちゃんに良い音楽を聞いたりしているといいます。貸してもらいましたが、クラッシックはあまり得意ではなく……。胎教ってどこまで必要ですか?
ご相談、ありがとうございます。ライターの*SARASA*です。
いくら胎教に良いといっても、慣れない音楽を無理して聴いているのはストレスが多いですね。私も、胎教に良いといわれる、モーツアルトのCDをいただいたことがあります。
ところが、聴いいていると、どんどん眠くなってくる……。また、同じ曲が、幼稚園のお昼寝の時間にも流れていました。
胎教とはいったいどんなことをいうのでしょうか?

胎教とは
胎教にまつわるグッズがたくさん販売されています。音楽CDやマウスピースとスピーカーが付いた話しかけツール、聴診器、胎教講座や胎教絵本など。これは一体なにを意味するのでしょうか? 胎教と辞書を繰ると、「妊婦が精神的安定に努めて、胎児によい影響を与えようとすること」とあります。
実は胎教とは、胎児にお勉強や教育的指導をすることではありません。胎教とは、ママがリラックスして、お腹の中の赤ちゃんとスキンシップ(直には触れませんが……)や、コミュニケーションを取ること。ママと赤ちゃんの愛情交流の第一歩なのです。
妊娠5〜6か月の胎児コミュニケーション
妊娠5か月になると、そろそろ胎動を感じられることになるでしょう。赤ちゃんはお腹の中で指しゃぶりを始め、性別もわかってくる頃です。
ママはこの時期、戌の日に安産祈願をしたり、腹帯を巻いたり、出産の準備教室や、マタニティーヨガなどに参加する方も多いようです。いよいよ、お腹が目立ち始め、「母になる」という自覚が出てくる頃です。
そんな時、楽しみたいのが、胎児とのコミュニケーション、胎教です。
(1)キックゲーム
キックゲームでお腹の中の赤ちゃんと遊びましょう。
赤ちゃんが、お腹の中から、ムニュ~・グニャ~ンっといった感覚でキックしてきたら、その場所をかる~く、「ポン!」 と叩きましょう。すると、赤ちゃんがポコポコと、キックを返してきます。それを繰り返しましょう。時には場所を変え、数を数えて、赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。
キックを返してきたら、笑顔で赤ちゃんを褒めてあげてくださいね。
(2)話しかけ
胎児がお母さんの声を聞くと、心拍数が上がるということが脳科学の分野で分かっています。音楽が胎教に良いとされるのは、この音を聞くことで心拍数が上がることが根拠となっているのだそうです。
そこで、コミュニケーションの2つめは、赤ちゃんにどんどん話しかけてみることです。「元気?」「おはよう!」「調子はどう?」など、日常的な挨拶からはじめてみましょう。「今日、ママお仕事でね、こんなことがあったの」「ステキなお洋服見つけたの」など、どんなことでも話しかけてみてください。産まれたら見せてあげたい絵本を、声を出して読んでみてもいいかもしれませんね。
胎教とは、お腹の赤ちゃんとのふれあいです。ママの声に、お腹の中の赤ちゃんは、元気にこたえてくれます。手を伸ばし、足を伸ばしながら、毎日赤ちゃんはお腹の中で成長しママに会える日を夢見ています。
赤ちゃんを愛おしく思う気持ち、そして、優しいママの声が一番の胎教なんですね。
●ライター/*SARASA*(ママライター)