結婚してから妻の態度が豹変するワケ
2013年9月21日 | よみもの結婚してから妻の態度が豹変するワケ

【男性からのご相談】
結婚して5年になります。3年目くらいから、妻の態度が一変しました。結婚当初は、おとなしく、かわいらしく、控えめであったのに、ある日突然、「なんでこんなにお給料が少ないの?」とか、「じぶんの洋服くらいじぶんで洗濯機に入れたら?」と、キツくなりました。お互いに浮気をしているということでもないのですが、なぜ、ぼくの妻は急に豹変したのでしょうか。
もともと女性のほうが賢くてエライのですよ。
こんにちは。ミクノです。
「なぜぼくの妻は急に豹変したのでしょうか?」って、なにかのクイズでみたいですね。
え~と、一般論としては、以下のような心理学者のご意見があるようなので、浮気なし、特に思い当たるフシもなし……というようなことであれば、是非、ご参考になさってください。

もともと女性のほうが賢いし、稼げるのかもしれない
一般的には、中学生になるくらいまでは、女子のほうが、言葉で上手く男子を言いくるめたり、何をするにしても知恵があるので、上手くやるというようなことが言われています。上手くやる女子に言葉や知恵で勝てないから、男子はカッとなって、暴力に出てしまう。すると女子は、「オトコってヤツは……」と思う。
こういうことのようです。
中学校にあがったくらいから、女子は、男子よりも大人しく、か弱いふりをしておくと、男子にモテると知り始め、じぶんの能力をセーブするようになる。この傾向を持ったまま、20代くらいで結婚してしまえば、“モテ”にこだわる必要もなくなった、結婚3~4年目あたりから、女性は、「本来の能力」を発揮し始める。こういうことを解いている精神科医がいます。笑っちゃいますが、あながちまちがっていないでしょう。
なぜ「笑えるのか」は、以下。
ないものねだりで結婚したくない男性
人はないものねだりをしますよね。男性が女性性を求めるのは、男性にはない、「まるみ」や、「あたたかみ」が女性にあるからである、とする説があるように、ないものねだりで恋愛は成立します。しかし、こと結婚に関しては、男性は、わりとじぶんより能力が低そうな女性を選びがちでしょう。自分より仕事ができて、お給料もよくて、スポーツも音楽もできる女性を選ぶということは、おそらく(世間を見渡しても)、マレなはずです。
このへんが、すなわち、「男子の過ち」であり、多くの男性が思い当たるフシを持っていると思われるので、どことなく笑えるわけです。
なぜ、結婚に関しては、じぶんより能力が劣っている女性を選ぶのか? 女性に失礼だとは思わないのか? なんでもかんでも、「男女平等」にするのもどうかと思いますが(性差を考慮したほうがいい場合もある)、伴侶を選ぶ基準に関しては、男性はそもそも劣等感を持って選んでしまった以上、残念ながら、「ハナから負け」であるということでしょう。
今から、奥さんに対して師匠のごとく接すれば、なにかいいことがあるかもしれません。がんばって自省しつつ、「耐えて」ください。
●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)