赤ちゃん連れで飛行機に乗るときのコツ3つ
2013年9月17日 | よみもの赤ちゃん連れで飛行機に乗るときのコツ3つ

【ママからのご相談】
生後6か月の女の子のママです。子供を連れて初めて海外旅行を計画していますが、機内で泣いて、周囲の人に迷惑をかけないか心配です。機内で赤ちゃんが泣かずに快適に過ごせる方法はありますか?
知っておきたい飛行機搭乗準備1、2、3。
ご相談ありがとうございます。フリーライターのKANAです。
私の娘が6か月未満のとき、年間2、3回飛行機に乗せていた経験から回答させていただきます。

(1)飛行機は「アジア系航空会社」をチョイス
飛行機会社のチョイスは沢山あると思いますが、赤ちゃんや子供連れの場合は、「アジア系航空会社」を選ぶ事をおススメします。
— オススメNo.1『シンガポール航空』
過去に、私が子供連れで搭乗した航空会社のNo.1は、毎年「エアライン人気ランキング」でダントツ1位になる、シンガポール航空。CAさんの対応も丁寧で、わたしがトイレに行く時は、私の代わりに娘を抱っこしていてもらえました。
当時は、おむつや使い捨てよだれかけなど、ベビーキットを席において置いてくれましたが、現在は数に限りがあるそうなので、興味がある方はチケット予約時に旅行会社や航空会社へリクエストしておくと良いでしょう。
— オススメNo.2『タイ航空』
No.2は、タイ航空。基本的にタイ人の方々は子供が大好きなので、子連れだと飛行機内でかなり人気者の立場に逆転します。また、タイ航空は、メーカーの指定はできませんが、粉ミルク、離乳食などの用意も出発2日前までにリクエストすれば準備をしておいてくれるそう。
また、唯一離乳食と幼児食の中間、10~24ヶ月未満の子供用のトドラーミールも用意可能な航空会社。さすが、「食」の評判が高いだけはあります。
タイ航空が残念なのは、チェックインの際ベビーカーを受託手荷物として預けなければならない事。広い空港移動。やはり、ベビーカーは搭乗口まで使いたいものです。
航空会社によって提供されるサービスが異なるので、事前に調べてみると良いでしょう。
(2)「子連れです!」と、強調する
チェックインの際にすでに、「子連れ」という事を強調しておくとよいでしょう。ほとんどの航空会社が、搭乗開始はエコノミークラスであっても最初に子供連れを優先的に搭乗させてくれます。チェックイン時にさらにアピールしておくと、搭乗の際に、空港スタッフが搭乗開始前に耳打ちしに来てくれるので、搭乗タイミングを逃しませんよ。
(3)離着陸には、ミルクやお水を与えよう
大人でも離着陸の際には、耳痛や耳鳴りなどの経験をした人も多いはず。大人の場合はつばを飲み込むなど自分で気圧の調整をすることができますが、赤ちゃんや乳幼児には難しい。そんな時は、ゴクンと唾を飲む事と同じ効果がある飲み物を与えると良いですよ。
私は母乳だったので、ミルクを作ってもらう手間もなく大変楽に授乳していましたが、「公共の場での授乳はちょっと……」というお母さんも多いのでは? いざというときの為に、ミルクとお水は必ず用意していきましょう。
子供というものは不思議なもので、母親の心を読み取ってしまう不思議な力が備わっているようです。一番大切なのは、「母親が堂々としていること」なので、お母さんがあまり神経質にならずリラックスした時間を機内で過ごしていれば、子供も安心感を覚えて良い子にしていてくれますよ。
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●ライター/徳武加奈子(フリーライター)