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兄弟喧嘩を仲裁するコツ3つ

兄弟喧嘩を仲裁するコツ3つ

【ママからのご相談】
男の子兄弟がいるパパさんママさんにお聞きします。我が家には8歳と6歳の男の子兄弟がいまして、毎日のようにケンカをしています。本当はケンカ両成敗という事で二人に対して平等にしたいのですが、力が弱い分やられてしまう次男に目がいってしまい、やりすぎが目につく長男をついつい叱ってしまいます

そこで、兄弟ゲンカの時の親の対応や接し方について、何か良い方法があればアドバイスお願いいたします。 

qa_a 親は兄弟ゲンカの行司役に徹すべし。子供は親の仲裁を待ってます。

ご相談ありがとうございます。“情熱子育てスタイル”の近藤博幸です。

僕の息子達もちょうど2歳違いで、相談者様と同じ環境ですね。我が家でも、小さい頃から兄弟ゲンカは日常茶飯事でした。それは今でも続いており、子供達が大きくなるにつれてケンカも激しくなってきています。

兄弟というのはずっと一緒に暮らしていかなければいけない、しかも遠慮のいらない関係だから、自己主張のぶつかり合いでしょっちゅうケンカになるのは当たり前です。それでも、ケロッと仲直りできるのもまた兄弟だからこそ。後腐れなく仲直りをさせる為には、親がしっかりとケンカの仲立ちをしないといけません。

今回は、僕の子育ての経験と育児書から、参考になるであろう「気をつけなきゃいけない兄弟ゲンカの介入の仕方」についてご紹介していきます。

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親は“兄弟ゲンカの行司役”に徹すべし

最近気付いた事ですが、兄弟ゲンカというものは、親がいるからするものみたいですね。親がいないところではケンカどころか、逆に二人仲良く遊んでいたりします。言うなれば、親に知って欲しいが為に兄弟ゲンカをするという事でしょうか。

実は、子供は兄弟ゲンカをしながら親の仲裁を待っているものなのです。自分達だけでは処理出来なくなってしまったから、親に自分の方が正しいと言ってもらう為に大きな声でアピールするのです。

そんなケンカを止めるために、「やめなさい」と叫んでもダメでしょう。些細なケンカにも必ず原因はあるのですから。

大切なのは、兄弟ゲンカの行司役になる事です。

・一人ずつ言い分を聞く
・二人ともに言い分があるはずですから、そこは順番に聞いてあげる
・とにかく双方の言い分を聞いてあげて、仲立ちしてあげるのがベスト

ケンカと言うのは、感情的に激しく言い過ぎていたり、手が出てしまったりしているので、少し冷静になって判断できるように手伝ってあげるのが親の務めでしょう。

間違っても、ケンカ両成敗だからと言って、子供の話を聴かずに二人ともを一方的に叱りつけるのはよくありません。また、お兄ちゃんだから我慢しなさいもダメですし、兄弟を比べたり競い合わせたりするケンカはダメですね。

とにかく、それぞれの言い分を聴いてあげる事。そして、その言い分に対して共感してあげる事が大切です。

兄弟それぞれの言い分を親が聴く事によって、互いの気持ちを思いやれる様になる、そんな環境を作ってあげる事が大事ですね。


いかがでしたでしょうか。

兄弟ゲンカはあって当たり前。でも、親が子供達の気持ちに共感してあげる事によって、ギスギスした兄弟関係ではなく思いやりのある温かい大人の兄弟関係になれると、僕は思っています。

●ライター/近藤博幸(パパライター)

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