スノーボーダーにとって魅力的な“株主優待”3選
2013年9月6日 | よみものスノーボーダーにとって魅力的な“株主優待”3選

【パパからのご相談】
スノーボードが趣味の2児の父です。毎年、家族でのスノーボード旅行が楽しみなのですが、お金が掛かってばかりなのが悩みです。株主優待などを利用して、少しでもお得に楽しむ方法はありますか?
ご質問ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの木村由香里です。
スノーボードをこよなく愛しています。1日でも多く滑る為に、いかにお得にリフト券をゲットするか、旅行のコストを下げるかをいつも考えていたりします。
今回は、スノーボーダーFPにとって魅力的な、株主優待のある株を3つご紹介したいと思います。

(1)『日本駐車場開発(2353)』
時間貸し駐車場の運営・管理を行っている会社ですが、子会社がスキー場の総合コンサルティングをしています。そのため、株主優待にゲレンデのリフト割引券が付いてくるのです。
— 権利確定日
・毎年7月末
— 優待が受けられる株式数
・10株以上
— 優待内容
・駐車場1日駐車料金30%割引券5枚
・スキー場1日券割引チケット3枚(1枚で4名まで利用可)
— 対象スキー場
・鹿島槍スポーツヴィレッジ(50%割引)
・竜王スキーパーク(50%割引)
・川場スキー場(1,000円割引)
・八方尾根スキー場(大人通常1,000円割引、初/春滑りシーズン・子ども&シニア500円割引)
・岩岳スノーフィールド(50%割引)
・栂地高原スキー場(50%割引)
運営するゲレンデは、空中展望台浴場があったり、パークが充実していたり、イベントありと、毎シーズン通いたいゲレンデなので、この優待割引券にはとっても助かっています。今年度末から割引券も今までの2枚から3枚と増え、ますますスノーボーダー向けな株主優待となっています。
(2)『吉野家ホールディングス(9861)』
株主優待券が魅力的で有名な吉野家ですが、スノーボーダーにも魅力的なのです。半期ごとに優待券が送られてきますので、1株だけ保有していても、年間6,000円分の優待券を受け取れることになります。お会計時に複数枚利用同時に利用できるので、家族分まとめて優待券で支払OKなのはうれしいですよね。
吉野家は高速のサービスエリアやパーキングにもお店があるので、ゲレンデの行き帰りの外食代を抑えるのに大活躍しています。
— 権利確定日
・2月末、8月末
— 優待が受けられる株式数
・1株以上
— 優待内容
・1株~9株……300円サービス券10枚
・10株~19株……300円サービス券20枚
・20株~……300円サービス券40枚
(3)『極楽湯(2340)』
めいっぱい滑った帰り道には、大きな湯船にゆったり浸かりたくなります。そこで使えるのがこの優待です。
— 権利確定日
・3月末
— 優待が受けられる株式数
・100株以上
— 優待内容
・100株~299株……無料入浴券4枚
・300株~499株……無料入浴券6枚
・500株~4,999株……無料入浴券10枚
・5,000株~……無料入浴券20枚
株主優待を受け取るためには、株主名簿に連続2回以上記録されることが必要です。保有期間が短い株主は優待が受けられないのです。反対に、長期ホルダーになると無料入浴券が1枚加算されますので、長期保有が前提の優待族には嬉しい制度なのではないでしょうか。
スノーボーダーにとって魅力的な株主優待をご紹介しましたが、株式投資は元本の保証されないリスクを伴う投資になります。家計やライフプランに悪影響を及ぼさないことが大前提です。株式購入の際は、最新の企業情報、株主優待情報や財務諸表などのチェックも忘れずに行ってくださいね。
※回答で利用させていただきました株主優待内容は、2013年8月22日現在のものとなります。投資の際には、最新の情報をご確認ください。
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●ライター/木村由香里(ファイナンシャルプランナー)