• TOP
  • 育児(0~2)歳
  • 小学生なのにおもらしが治らないときの対応策

  • 小学生なのにおもらしが治らないときの対応策

小学生なのにおもらしが治らないときの対応策

小学生なのにおもらしが治らないときの対応策

【ママからのご相談】
娘の事で相談させて下さい。娘は小学4年生ですが、まだおもらしをして下着を汚して帰ってきます。大きい方なので臭いもするし、もしかしたらそれが原因でイジメられているかも? と思い心配です。ママ友には恥ずかしくて相談出来る事ではないし、何かいい方法があれば教えて下さい

qa_a しっかり生活リズムを整えて、朝からガミガミ叱らない。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

些細な事がイジメに繋がってしまう今、もし自分の子供が……と思うと心配ですよね。イジメもそうですが、便で汚れた下着を帰宅するまでの長時間そのまま付けていると、「膀胱炎」の危険さえ出てきます。

今回は生活リズムの見直しと、腸の働きに深いかかわりを持つ自律神経について、少しお話したいと思います。

130902sayuri

“早寝早起き朝ごはん”の習慣はついていますか?

子供の生活リズムは親の影響が強く出てしまいますが、お子さんに十分な睡眠をとらせていますか?

“日本の小学生は世界一睡眠時間が短い”とも言われているように、夜遅くにコンビニやファミレスで、子供を見かける事があります。家の中でもテレビやゲーム等、子どもが眠らずに熱中してしまうものがあります。

文部科学省の「データから見る日本の教育」によると、小学生の睡眠時間は1970年に9時間23分でしたが、2000年には8時間43分となり、ここ30年間で40分も短くなりました。

早く寝ついてグッスリ眠ると、朝は自分でスッキリ目覚めます。胃腸の調子も良いので朝食をしっかり摂って、排便してから登校します。日中も体調がよく、体も頭も活動的に過ごすので、夜になると早めに眠くなります。

逆に睡眠不足だと、朝は自分で起きることが出来ず、自主性が育ちません。朝食を食べられないので、学校での昼食後に便意を感じるものの学校のトイレでするのが恥ずかしく我慢するうちに……なんて事になりかねません。体温も十分上がらず活動量が少ない為、太りやすくなります。家の中での遊びを好むようになり、テレビやゲーム、インターネットを夜までしていると、光の影響で眠気が減り、夜更かしするという悪循環に。

家族ぐるみで睡眠の習慣を変える

「うちの子どもは毎日、8時間眠っているから大丈夫」というのは間違いです。昔から「寝る子は育つ」と言われているように、発達中の子どもには、大人より長い時間の睡眠が必要です。アメリカ睡眠財団の報告によると、年齢ごとに必要な睡眠時間は次の通りです。

・幼児期(1~3歳)……12~14時間
・学童前期(3~5歳)……11~13時間
・学童期(6~12歳)……10~11時間
・中高生(11~17歳)……8.5~9.25時間

では、この睡眠時間を確保するためには、どうしたらよいのでしょうか。

その為には、子供がよい睡眠習慣を身に着ける手助けをしてあげる必要があります。

・夕ご飯は7時までに食べさせる
・寝る30分前には部屋を少し暗くする
・朝、目覚めたらカーテンを開ける
・朝食をしっかり食べさせる
・登校前に排便を促す

まずは出来る事からやってみてはいかがでしょうか?

朝は出来るだけ穏やかに。

朝はお母さんも忙しく、ついガミガミ言ってしまいますが、これでは子供もピリピリしてしまい、胃腸の働きを促進する副交感神経がうまく働いてくれません。

親子で朝の時間に余裕が持てるよう心掛けて、自然な便意を促してあげましょう。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

記事をシェアしよう!

twitter facebook line

PICKUPこちらもおすすめ

PICKUP こちらもおすすめ

CATEGORY

カテゴリーから探す