妊娠中にやっておくべき運動あれこれ
2013年8月27日 | よみもの妊娠中にやっておくべき運動あれこれ

【女性からのご相談】
現在妊娠5か月です。検診時によく助産師さんから、「体重管理と安産の為にも、適度に運動をしてください」と言われますが、運動と言ってもお腹の子供のことが心配で、何をしていいのかわかりません。運動はやっぱり必要ですか?
はじめまして、フリーライターのちゃこです。
初めての妊娠では、喜びや幸せな気持ちはもちろん、心配や悩み事もつきものですよね。なんせ、すべてが初めて体験することばかりですから、悩むのは当然です。
さて、今回は“妊娠中の運動”についてですが、助産師さんのおっしゃるとおり、安定期に入ってからは適度な運動は必要だと思います。運動といっても、もちろんどんな運動でもいいわけではありません。ハードなものやお腹に負担のかかるものは避け、自分に合ったペースで少しずつ進めるのがいいでしょう。

妊娠中の運動がもたらす効果
妊娠すると、体重増加はもちろん、腰痛や便秘、身体が浮腫みやすくなったり、脚がつりそうになったり……お腹が大きくなるにつれ、個人差はありますが、様々な症状が身体に起こります。
自分が心地よいと思える運動をすることによって、ストレス解消はもちろん、妊娠中の様々な症状が緩和されます。
散歩(ウォーキング)から始めてみる
「運動といっても、何をやっていいかわからない……」そんなプレママには、“ウォーキング”がおすすめです。
ウォーキングというと長い距離を歩くようなイメージがある方も多いかもしれませんが、ちょっとそこまでお散歩という感覚で歩くと結構長続きするものです。晴れの日にゆっくり景色を眺めながら歩き、疲れたら休憩。あくまでも自分のペースで行うことが大事です。苦しい、辛いと思いながら歩いていると、精神的にも負担になりますので。
ウォーキングは安産にもいいとされています。実際に私も、予定日が近くなるにつれ、検診のたびに助産師さんから、「どんどん歩いて」と言われていました。出産に備え体力もつくので、今思えば、妊娠中に歩くことはとても大切なことだったと実感しています。
マタニティー専用のスポーツを体験
マタニティーヨガ、マタニティースイミングなど、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今、妊婦さん専用のプログラムを用意した、産婦人科やスポーツクラブが増えています。私の通っていた産婦人科でも、ヨガの先生が週一で来てくれ、「マタニティーヨガ教室」が人気でした。安定期に入る5か月から参加できる教室で、「軽い運動+リラックス効果」が目的の内容でした。
妊娠中はどうしても運動不足になりがちですが、こういった専用プログラムの教室に参加することにより、安心しながら運動することでストレス解消にも繋がり、充実したマタニティーライフを過ごすことができました。運動不足解消はもちろん、安産を目指した運動は、ママの出産に対しての不安な気持ちも軽減されるためおすすめです! ぜひ、身近でマタニティー専用の教室がないか探してみて下さい。
自宅ではwiiフィットが大活躍!
「近くに教室もない、歩くのも飽きてしまって続かない”」「家でできる運動がしたい」そんなプレママさんにおすすめなのが、『wiiフィット』です。
うちには妊娠前からありましたので、ここぞとばかりに使っていました。wiiを使うまでは二度寝をしたり、とても規則正しい生活ではなかったのですが、赤ちゃんのために心を入れ替え、朝はwiiフィットの体重管理からスタート! これが習慣になり、結局出産直前まで使っていました。ヨガのコースがあったり、ジョギングコースがあったり、踏み台昇降のような運動があったりと、飽きたらコースを変えられるのもおすすめです。
自宅にあるけど、最近ほとんど使っていないという方、妊娠安定期に入ったらぜひ、もう一度チャレンジしてみて下さい。
妊娠中の運動は、とにかく「適度」が大事です。例え体重が増えすぎたとしても、無理な運動は禁物! ママにも赤ちゃんにも大切な時期ですから、ご自分のペースで疲れたら休憩し、体調のすぐれない日はとにかくゆっくり過ごして下さい。
産まれてくる赤ちゃんのためにも、「運動+規則正しい生活」始めてみてくださいね!
●ライター/ちゃこ(ママライター)