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感性を豊かにする赤ちゃんとの遊び方のコツ

感性を豊かにする赤ちゃんとの遊び方のコツ

【ママからのご相談】
最近、「子どもと本気で遊んでる?」と書いた広告をみました。今までそんなこと考えたことなかったけど……子どもと遊ぶってどういうこと? 私、遊べてるのかな? と不安になりました。遊びについて、いろいろ教えてください

qa_a子どもと遊ぶのはすごく大切! 大人とのかかわりで遊べるようになる子どもたち。

こんにちは。Tomokoです。

毎日何気なく過ごす中で、なんとなく、今のままで大丈夫なのかな……? と気になったのかな、と思います。

さて、子どもの遊びについてということで。子どもは1人で勝手に遊べるようにはなりません。親や他の子ども、大人を見て、「こうやって遊ぶのか」というのを学んでいきます。また、周囲の「楽しいねえ!」という言葉掛けで、「こういうのを楽しいっていうんだ!」と学んでいくのです。

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子どもの遊び方にも段階がある。赤ちゃんは感覚遊びから

子どもは、最初から大人のように遊ぶわけではありません。子どもの遊びには、段階があります。

発達心理学では、2歳までの子どもの状態を「感覚運動期」と呼ぶ場合がありますが、赤ちゃんは、最初は“感覚を使った遊び”を好みます。見たり、触ったり、聞いたり、舐めたりして、その感覚を楽しみます。

例えば、赤ちゃんはくるくる回るもの、手触りの良いものを触る、ボールなどをカチカチ合わせて音をならす、などが大好きです。また、赤ちゃん自身が触られるのも好きですね。これらはすべて、感覚を使った遊びです。

くるくる回るものを目で追ったり、カチカチと音が鳴るのを自分で確かめたり、こしょこしょされたりすることに、とても反応します。つまり、最初から、おままごとをしたり、ボールの投げ合い(転がしあい)をしたりするのは、難しいのです。

何かの役を演じるような「ごっこ遊び」ができるようになるのは、4歳あたりだと言われています。

そして同時に、赤ちゃんと遊ぶときには声かけも大切です。「くるくるー」「ふわふわー」「カチカチしてるの」「上手ねえ」「楽しいねえ」とたくさんの声かけをしてあげてください。それによって赤ちゃんは、たくさんの言葉や音を学んでいきます。

遊びがあまり得意でない親子は遊び込むことが難しいので、いつもウロウロしていたり、食事中にもたち歩きが多かったりで、お父さん、お母さんも苦労をしているように思います。メリハリをつけることが、苦手になるので、遊び以外でも、集中して取り組むのが苦手なのだと思います。

逆に遊び上手な親子は表情豊かであったり、顔や言葉での表現が上手だったりするように感じます。


子育てを初めてする方が、遊び方を知らなくて当たり前です。また、体をはっていつも100%で遊ぶ必要はないと思います。できる範囲でかまいません。お父さん、お母さんの時間も大事だと思います。

ちょっとだけコツを知って、赤ちゃんと楽しい時間を過ごせると嬉しいです。

●ライター/Tomoko(心理カウンセラー)

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