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謝れない子供にしないために、親がすべき“たった1つ”の教育

謝れない子供にしないために、親がすべき“たった1つ”の教育

【ママからのご相談】
こんにちは。幼稚園に通う男の子のママです。先日息子から、幼稚園でお友達に、「あっち行って」と仲間外れにされたと聞かされました。そこで、幼稚園の先生に事情を伺ったところ、「お友達同士でトラブルがあった時に、○○君は絶対に謝らないと皆言っているみたいです」「お互いにごめんねと言い合うのですが、○○君はぷいっと何処かに行っちゃうんです」と言われました。

「きちんと謝るように」と息子に言い聞かせましたが、自分は悪くないもんの一点張りです。親としてどう言い聞かせたらいいかわかりません。何かアドバイスがありましたら、是非お願いいたします。

a 子供は親の背中を見て育つ事を、しっかりと自覚する。

ご相談ありがとうございます。“情熱子育てスタイル”の近藤博幸です。

今回のご相談について最初に僕が思った事は、親であるパパやママが、周りの人たちに対して謝っていないんじゃないかという事です。何故なら、以前、僕の知人から同じ様な子育ての悩みを打ち明けられた事があるからです。

今回は、「謝れない子供にさせない為に、親がすべきたった一つの事」をご紹介させて頂きます。

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パパやママが、周りの人たちやお子様にきちんと謝っていますか?

「子供は親の姿を映す鏡」と言われたり、「子供は親の背中を見て育つ」様に、謝れない子供になるのは、実はパパやママが周りの人たち、兄弟姉妹や両親などに、きちんと謝れていない事が原因だと思います。

「謝る」と言うのは、自分の間違いを認め、相手に自分が間違っていたという事を伝え謝罪する事です。だからこそ、「謝る」という行為には勇気がいるのです。

僕の知人の場合、自分にとって不都合な出来事や間違いを犯しても、はぐらかしたり、言い訳してみたり、逆に人のせいにしたりしていました。親自身が、子供の前で謝っている姿を見せていなければ、子供は人に対して謝る事なんて出来ないのです。

さらに、自分の子供に対して親が間違いを犯した場合でも、その間違いを認め子供に謝る事なんておそらくしてはいなかったでしょう。だから、僕はこの知人に対して、「子供の前で謝っている姿を見せて下さい」「親が間違いを犯した場合は、お子様にも謝って下さい」と伝えました。

人間は間違いを犯すものです。決してわざとではなくとも、知らず知らずのうちに人の心を傷つけたり、何かを壊したり。

そんな時に、必要な言葉。人間関係を潤す為の言葉。『ごめんなさい』

そして、その後には、「いいよ」「僕も(わたしも)ごめんなさい」「パパもごめんな」「ママもごめんね」

そう言った言葉を交わす事によって、お互いの信頼関係を築き、そして、絆を深めていきます。

だからこそ、素直に謝ることが大事。恥ずかしかろうが情けなかろうが、自分が悪ければ、間違いを犯せば、きちんとそれを認め素直に誤っている姿を、子供たちに見せてほしいと思います。

また、親子の間でも色んな誤解や勘違いなどから子供の心を傷つけたり、子供の話を聞かなかったばっかりに、的はずれな事で叱ったりする事もあるでしょう。そんな時は後からでも遅くはありません。必ず、子供に謝って下さい。

親であっても間違いは犯すもの。その間違いに対してどれだけ真摯に向き合い間違いを認め、そして謝れるかが一番大切です。そんな親が謝る姿を見て、子供は自分の存在を認めてもらったんだと、思えるようになります。そして、親から認めてもらえてると感じた子供は、自分の事をきっと好きになるでしょう。


いかがでしたでしょうか。

ご相談者様には少々厳しい内容だったかもしれませんが、「謝る」と言う行為一つをとってみても、「子供は親の背中を見て育つ」この言葉を常に自覚しながら日々、お子様と向き合って欲しいと思っています。

ありがとうございました。

●ライター/近藤博幸(パパライター)

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