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シングルマザー弁護士が教える、 シングルマザーの実態と支援制度

シングルマザー弁護士が教える、 シングルマザーの実態と支援制度

シングルマザーになってつらかったこと

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もちろん、シンママになるとツラいこともたくさんあります。

以下では、シンママが苦労しがちなポイントをご紹介します。

お金がない

シングルマザーの平均年収が一般世帯の収入の3分の1程度しかないことはすでに述べました。

これにさまざまな支援制度を加えても、もらえる金額はたかが知れています。

「子どもにぜいたくさせられない」「自分の子だけゲーム機を買ってあげられない」などの悔しさも味わうことになります。

しかし、その分子どもにリアルな金銭教育ができるということでもあります。

子どもはお金がなくてもママが好きです。

経済的には貧乏でも、心は豊かに生活するようにしたいですね。

学校行事がツラい

これも多く聞かれる苦労ポイントですね。

学校行事では父母が参加するものが少なからずあります。

運動会や授業参観などで、子どもに寂しい思いをさせることがあります。

『ウチの学校では日曜参観が“父の日”にある。毎年気まずい思いをしてます
『幼稚園で息子が“お父さんの似顔絵”を描かされててブチ切れた』

というように、とくに“父の日”関連の悩みはとても多く、母子家庭にとっては深刻な問題になることもあるようです。

子どもと一緒にいる時間が短くなった

シングルマザーになると、ママは自分でお金を稼ぐことになります。

とくにこれまで専業主婦だった方は子どもと過ごす時間がぐんと減ります

実家などに預けられる環境ならまだ安心ですが、一人で留守番させなければならない家庭もあります。

『子どもに「ママと一緒にいたい」と言われても出かけなくちゃならない。私もそばにいたいのに』
『私が夜遅く帰っても、娘は必ず待ってくれてる。「ママー」って。寝るまでの少しの時間が私の幸せ』

仕事探しが難しい

もともとワーママとしてバリバリ働いていた人なら問題ないかもしれませんが、専業主婦やパートだった人にとって、シングルマザーとなってからの仕事探しは難しいことが多いでしょう。

会社側も、「子どもが理由で仕事を休んだり途中で早退することが多いと困る」という考えを持っており、なかなか採用にいたるのは難しいかもしれません。

即戦力として働けるような資格を持っている場合にはまた違うかもしれませんが、多くの場合、雇ってもらうことができず、アルバイトやパートなどを掛け持ちすることで家計をまかなうこともあるのではないでしょうか。

偏見の目を持つ人がいる

子育てと仕事の両立でストレスが溜まることも少なくありません。

それに加え、世間からはシングルマザーというだけであらぬ噂を立てられたり、偏見の目で見られることもあるでしょう。

つい子どもに当たってしまえば、「シングルマザーだから」と見られることもあるかもしれません。

不穏な空気は子どもにも伝わり、家庭の雰囲気が次第に悪くなっていくということも考えられるでしょう。


→次ページでは、シングルマザーが恋愛するときの注意点を見ていきましょう。

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