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シングルマザー弁護士が教える、 シングルマザーの実態と支援制度

シングルマザー弁護士が教える、 シングルマザーの実態と支援制度

シングルマザーの平均年収は、養育費や手当を入れても平均200万円ほどです。

年収100万円以下のシングルマザーも珍しくはありません。

子どものいる世帯の平均年収が600万円近いことを考えると、シングルマザーの世帯の置かれている状況は掲載的に厳しいと言わざるを得ません。

どうしても経済的に不利になってしまう母子家庭のため、行政には各種の支援制度が用意されています。

離婚届を出したからといって、行政から個別に、「こんな制度があるから使いませんか?」と連絡をしてくれるわけではありません

また、“申請してから”使えるようになるものがほとんどであり、過去にさかのぼって措置を受けることはできないので、積極的に情報収集をして、早めに手続きをすることが必要となります。

今回は、シングルマザーの実態や支援制度などについてご紹介します。

目次
 シングルマザーの生活の実態(P1)
 シングルマザーの平均年収は223万円(P1)
 シングルマザーの仕事の探しの味方(P2)
 シングルマザーにおすすめの仕事4つ(P3)
 シングルマザーの支援制度9つ(P3〜5)
 シングルマザーにおすすめの節約術6つ(P6)
 シングルマザーになってよかったこと(P7)
 シングルマザーになってつらかったこと(P8)
 シングルマザーが恋愛するときの注意点5つ(P9)
 ステップファミリーの上手な築き方(P10)
 シングルマザー専用のシェアハウスが話題(P10)
 芸能界のシングルマザー(P10)
 まとめ(P10)

シングルマザーの生活の実態

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現在、全国に120万世帯以上あると言われているシングルマザー世帯。

「大変だろうな」というイメージを持つ人から、「縛られるものがない楽しい生活」というイメージを持つ人までさまざまですが、多くのシングルマザーが大変な思いをして生活しています。

仕事から疲れて帰ってきても、育児や家事はすべて自分でしなければなりません。誰も手伝ってくれる人はいないのです。

シングルマザーになると同時に実家に戻るという人もいて、そういう場合には両親の手伝いなどを受けることもできますが、そうでなければ生活に関わるすべてのことが自分の責任となるでしょう。

シングルマザーの平均年収は223万円

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近年、シングルマザーに対する支援は多くなってきています。

しかし、「勝手に離婚したのに国からお金もらうなんて」と批判する人も一部にはいます。そういう人たちは、母子家庭の経済的貧困の実情をあまり知らないことが多いです。

平成22年に厚生労働省が発表した『全国母子世帯等調査結果報告』によると、シングルマザーの平均年収は223万円だったことが分かっています。

ちなみに、同年の普通の家庭の平均年収は658万円。母子家庭はその約3分の1程度のお金で生活しているという事実があります。

お金の問題だけでなく、子育ての面倒を全て一人でみなければならないなど、身体的・精神的な負担も大きいです。

こうした過酷な環境で生活している母子家庭に対し、国がさまざまな支援を講じているのは大変有意義なことだと言えるでしょう。


→次ページでは、シングルマザーの働き方を見ていきましょう。

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