0歳、1歳、2歳……年齢ごとに違う! ママの子育て苦労話
2013年8月14日 | よみもの0歳、1歳、2歳……年齢ごとに違う! ママの子育て苦労話

【ママからのご相談】
5か月になる男の子の育児中です。初めての育児で、毎日とても大変です。でも友達からは、「ネンネのうちは楽だよね~」とか、「たいへんなのは歩き始めてからだよ!」とか言われるので、ちょっと怖いです。どんな風に大変なのでしょうか?
こんにちは! 小澤あきです。
私には、3歳の男の子と、1歳4か月の双子の女の子がいます。5か月の頃を振り返ると、三者三様、手のかかり方も違ったように思いますが、ネンネの時間が長く行動範囲も狭いため、目が行き届きやすい時期ではあると思います。
でも初めての育児ともなれば、その日その日が精一杯! そんな時期を「ラク」だなんて、とても思えないでしょうね。私もそうでした。
そこで、あくまでも私の経験からですが、各年齢ごとの“大変さ”について書いてみようと思います。

0歳児
初めてのお子さんともなれば、ママとしても0歳。3時間おきというのは名ばかりで、1日中授乳しているような感覚になるくらい、授乳かオムツ交換に追われる新生児期。
特に、思いのほか授乳は大変でむずかしいことが多く、時に痛みもともないます。授乳姿はとても穏やかで和やかなものに思えますが、その裏にはいろいろな苦労が……。寝返りをするようになると目が離せなくなってきますし、離乳食が始まれば、離乳食を作ったり食べさせたりと、忙しさは増していきますね。
ズリバイやハイハイが始まり後追いをするようになれば、キッチンにもトイレにも、号泣しながら高速ハイハイ。1日中足元にしがみついているような感じでした。
大切な成長過程ではありますが、育児の合間に家事をしなければならないママにとっては大変。ネンネの頃とはまた違う大変さが始まります。
1歳児
1歳くらいになると、伝い歩きが始まる頃かと思います。早い子は1歳前から歩きますし、歩き始めたらさぁ大変! ヨチヨチとどこまでも歩けますし、目線が高くなることでより多くの物に興味を持ち、いたずらするように。
人からは、“1番可愛い時期”なんて言われたりもしますし、出始めの言葉や仕草がとても愛らしく本当に可愛い時期ですが、家の中でも外でも怪我や事故に一段と注意しなければならない年頃のはじまりです。
2歳児
言わずと知れた、“魔の2歳児”、“イヤイヤ期”の時期に突入ですね(笑)。私の場合、息子が2歳になって間もなく双子が産まれましたので、魔の2歳児に加えて赤ちゃん返りが始まりまして、言葉にできないほどの大変さでした。
強烈な自己主張が出てくる頃で、何を言っても「イヤ!」、何も言わなくても「イヤ!」のオンパレード。主張したいけれど表現力が追い付いていなかったりして、子ども自身もフラストレーションが溜まるのだと思います。
好奇心も旺盛になりますし、思考に行動が追い付くようになってくるため、いたずら度もグンとUP。運動神経も発達してくるので目が離せないうえに、親としての懐の深さを試されているのではないかと思うほど心に堪える、忍耐の時期だと思います(笑)。
3歳児
2歳の強烈さを経て、3歳になるとずいぶんラクになるように思います。感情も豊かになりますし、それを言葉で表現することもできますから、何を訴えているのかわからないなんていうことがなくなります。その分、ごまかしが効きにくくりますが、まだまだ可愛いものですよ!
ある程度、危険な事なども自分で理解するようになりますし、お着替えやトイレも自分でできるようになるので、手はかからなくなってきます。その反面、できることが増えていくと、できない時についイライラしがち。
今までは、何でもできないのが当たり前だったものが、できて当たり前と思ってしまうと、グズグズしていたりダダこねていたりするとつい、イライラしてしまうものです。
しっかりしてきたように見えて、まだまだ甘えん坊の3歳児! 突き放すところと甘えさせてあげるところとの間で葛藤する時期なのかな??
いかがでしたか?
これはあくまでも私の3人の子ども達のケース。子ども一人ひとりで違いますから、そのまんま当てはまることはないと思いますが、一つ言えることは、その歳その歳でたいへんだということ(笑)。
特に一人目のお子さんの子育てにおいては、毎日が初めての経験なわけですから、気疲れや戸惑いも加わり、大変なのは仕方がありません。
私も大変な時期ばかりの育児ですが、「あの頃がよかったな」なんて思うことなく、常に、「今がいちばん可愛い!」と思えています。だから、どんなに大変な時期がきても大丈夫ですよ! 必ず子どもは成長していくのですから~☆
●ライター/小澤あき(読者モデル、ライフオーガナイザー2級)