共働き夫婦の家事分担ルール3選
2013年7月10日 | よみもの共働き夫婦の家事分担ルール3選

【女性からのご相談】
今年の秋に結婚することになりました。しばらく共働きをしていくつもりなので、家事を分担することになるのですが、どのように分担したらいいのか悩んでいます。うまい分担方法はありますか?
家事の分担は夫婦それぞれ。これも個性で決めればいいんです。
はじめまして。兼業主夫放送作家の杉山錠士です。
まずはご結婚おめでとうございます。我が家も共働きなので、もちろん家事を分担しているのですが、うちは最初の段階で明確に線引きをしたわけでなく、やりながら徐々にルールを作っていった感じです。
そして……結果的に僕の方が多く家事をすることになったので、今となっては僕の方が、「兼業主夫」を名乗ることになったわけです。さっそく、現在のルールができるまでに僕が考えた分担の仕方をお伝えしますね。

(1)「カロリー」で分ける
カロリーというのはつまり、どのくらい大変か? 力を使うか? ということ。カロリーが高いものは夫、カロリーが低いものは妻。
例えば……「風呂掃除」「窓ふき」「雑巾がけ」「洗濯物干し&運び」を夫が担当して、妻は「料理」「掃除機がけ」「洗濯機まわし」などやる感じです。
これは一般的な男女の体の特性を生かした形で、だいぶオーソドックスなスタイルだと思うので、やっている人も多いのではないでしょうか?
(2)「場所」で分ける
持ち場を決める、ということです。よく聞く話で、キッチンは私の場所! という奥さんがいると思います。まあたまに手伝ってくれても、元通りにしてくれないとやりづらくなるのもごく当然なこと。だから、場所を分けてしまうのです。
キッチンは料理も掃除も含めて全部妻。夫は風呂とトイレ。みたいな感じです。こうすると、その場に対する責任感もあるし、やり方でぶつかることも少ないと思います。
(3)「時間」で分ける
うちの夫婦は基本的にこのタイプです。自営業の僕と、会社員の妻。当然動ける時間が違います。なので、朝だけは全部妻にお任せ、それ以外が僕。というスタイルです。
こういう感じなので、必然的に僕の方が動ける時間が多い分、家事をやる割合が増えて今のスタンスになったわけです。朝に関しては、正直夜中や朝方まで原稿を書くことが多いので、会社に行くためにいずれにしても起きなくてはいけない妻が担当しているのです。
家によって、夫婦の性格によっても分担の仕方は違うと思うので、一般的な意見にとらわれないことが大事なような気がします。
あとは、ルールにこだわりすぎないことも重要だと思います。仕事もそうですが、子どもが生まれたりすると、日々の生活は本当に変化が激しいものです。生活が変化しているのにルールを変えないと当然ストレスになっていってしまうので、何かが変化したときにはしっかりルールも変化させていけば対応できると思いますよ!
まずは奥さんとゆっくり話し合ってみてください!
●ライター/杉山錠士(兼業主夫放送作家)