• TOP
  • 育児(0~2)歳
  • 赤ちゃんの自我が芽生える6か月からの特徴

  • 赤ちゃんの自我が芽生える6か月からの特徴

赤ちゃんの自我が芽生える6か月からの特徴

赤ちゃんの自我が芽生える6か月からの特徴

【ママからのご相談】
9か月の子の母です。娘は、最近泣くことが多く、抱っこしても、何をしても泣き止まない時があります。これって私の育て方が悪いのでしょうか? この子はどこかおかしいのでしょうか

a 気づいていないだけで、イヤイヤ期はもう始まっています。

相談ありがとうございます。

そうですか、9か月のお子さんでしたら、だんだん動ける範囲が広がってきている時期ですね。泣くことが多いと、不安になってしまうのはわかりますが、「育て方が悪い」とご自分を責めたら、お子さんが可哀想ですよ。

大丈夫、ご相談者様はしっかりと育児なさっています。その証拠に、「抱っこしても何しても」と、色々試しておられますよね。その「色々な方法を試す」ことこそ、母親としてとても大切な心ではないかと私は思いますよ。 大事なのは、「なんとかしてあげたい」と思う気持ちだと思うのです。

さて、お子さんの事で、「おかしいのでしょうか?」と心配されていますので、その頃のお子さんの特徴的な部分からお伝えしますね。わかりにくいのですが、その時期のお子さんだったら、みんな同じような成長をしています。それは、「イヤイヤ期」の特徴である、自分の意志を表現することの入り口だと思ってもらったらいいと思うのです。

130705nisimura

自我が芽生える6か月

一般的に、赤ちゃんに自我が見え始めるのは6か月頃だと言われています。それまでにも自我が出ているなと感じる部分はありますが、とくに顕著に見えるのは、6か月前後です。

この頃はアタマが据わり、寝返りを行ったりすることで、自分で動ける範囲が広がる時期です。そのため、見える世界、受け取れる世界が広がります。吸収できるものが増える分、自分が表現できる世界も広がるのですね。だから、この時期から、お母さんに手を出したり、おもちゃを引き寄せることができるようになります。

自我を表現する9か月

この頃になると、見える世界が格段に変わってきます。寝返りもできるようになったり、おすわりができるようになったりします。そのため、吸収できる世界がぐんと広がります。それと共に、自分の要求を表現することもできるようになるわけですね。

例えば、自分が思い通りにならなかったことについて、泣いてみたり、はたまた怒ってみたり。

相談者様のお子さんは思い通りに行かないことがあり、泣いてみたのだけれど、何に対して思い通りに行かなかったかは覚えていないという状態ではないかと思います。だから、何をされても泣き止まなかったのです。自分でも何に泣いているのかわからなくなっているのですね。

そういう時は、静かに抱っこしていてあげてください。お子さんは不安なのです。抱っこを嫌がるようでしたら、抱き上げることなく、側にいるだけでも良いですよ。とにかく、ママに安心させてもらえるという信頼感が大事ですね。


このように、自我を表現するようになるのは、赤ちゃんが成長した証です。更に成長すると、自分の思い通りに行かないことが自分でわかり始めるので、泣く回数が減っていきますよ。ぜひ、「成長の証」と思って、安心して子育てしてくださいね。

●ライター/西村史子(イヤイヤ期専門家)

記事をシェアしよう!

twitter facebook line

PICKUPこちらもおすすめ

PICKUP こちらもおすすめ

CATEGORY

カテゴリーから探す