仕事が平日休みでも子どもと時間を作る方法3つ
2013年6月28日 | よみもの仕事が平日休みでも子どもと時間を作る方法3つ

【ママからのご相談】
幼稚園に通う子供がいる、男の子のママです。うちのパパは、仕事の都合でなかなか子供と接する時間が取れません。土日もほとんどが出勤で、休日は基本平日です。パパにもう少し子供とコミュニケーションを取って貰えるように、ママとして出来る事はないでしょうか。何か良いアドバイスを宜しくお願い致します。
父子のコミュニケーションはママ・パパ双方向の協力が必要。
ご質問ありがとうございます。
実は、私も子供達が小学校入学前位の時は、質問者様のご家庭と同じような状況でした。朝は子供達が起きる前に出社。帰宅は終電間近の為、子供達が寝静まった後。休みは不定期、日曜日休めることもあれば平日休みもありました。月の休みは4日から5日位で、それこそ子供達と関わる時間などほとんどありませんでした。
そんな状況で、我が家でも実際に行い、またいくつかの育児書でもご紹介されている父子のコミュニケーション、3つのコツをご紹介したいと思います。

(1)ママからの応援メールがパパを強くする
いつも朝早くから夜遅くまで家族の為に頑張ってくれているパパへ、子供からのメッセージを撮影して、動画メールを贈ってみてはいかがでしょうか。
「仕事を頑張っているパパを応援してあげようよ」「パパも喜んでくれると思うよ」など、“パパの為にという理由付けの声かけ”がポイントです。そうすることで、子供は関わりの少ない父親の存在をしっかりと認識し、思いやりの気持ちが芽生えるようになります。
(2)一本の電話が子供を笑顔にする
職場から、子供に電話をかける事。メールに対するお礼でも良いし、その日の出来事を聞くのも良い。どんなに忙しくても、電話するくらいの時間や場所は必ずあるはずです。
子供にとって、仕事中にパパから自分の為にかかってくる一本の電話というものは、かなりインパクトを与えるものです。その日、何か嫌な事があったかもしれない、逆に嬉しかった事を聞いてもらいたい、そんな時に一本の電話、これが子供の心に効いて父子の絆を深めるのです。
(3)子供の為に休日を利用する
パパの休日が平日ならば、この休みの一日を利用するに越したことはありません。平日ならば、どこに行ってもだいたいは空いています。幼稚園では、時期にもよりますが平日に子供を休ませることも可能でしょう。
そんな、いつもと違う「一日」を演出するのです。子供にとって、特別で楽しくワクワク出来るそんな一日。その日の主役は、もちろん子供。そして、準主役はパパ。遊園地でも、動物園でも、いや、近所の公園でもいいでしょう。いつも会えないパパと一緒に遊べる、一緒の時間を過ごす。周りを見ても自分たち家族だけ、そんな特別感が子供心にインパクトを与えると思います。
いかがでしたでしょうか。
ちょっとしたやる気で、子供とのコミュニケーションを楽しめると思います。知人も言っていましたが、大切なのは、『子供の目線まで腰を落として見つめてあげる』こと。
相談者様だけでなく、パパとの協力タッグで子供とのコミュニケーションを双方向で楽しんで行って下さいね。
●ライター/近藤博幸(パパライター)