里帰り出産をしないプレママ必見! 産後の家事負担を軽減するコツ
2013年6月17日 | よみもの里帰り出産をしないプレママ必見! 産後の家事負担を軽減するコツ

【女性からのご相談】
現在妊娠8か月です。実家が遠方のため里帰り出産をしようか迷っています。主人を一人で残すのも心配ですが、産後に子育てしながら家事をやっていけるのかも、とても不安です。母にこちらへ来てもらうのも難しいですし、里帰り出産せずに子育てと家事を両立させるアドバイスをお願いします。
はじめまして、フリーライターのちゃこと申します!
まずは、おめでとうございます。現在8か月とのことですから、もうすぐ可愛い赤ちゃんに会えますね! 赤ちゃんとママの大切な時期でもありますので、残りのマタニティライフを1日1日楽しんでください。
さて、里帰り出産でお悩みのようですが、初めてのお産ということで不安になる気持ち、悩み事・心配事、ママにとってはごく自然なこと。特に産前産後は大変デリケートな時期でもあるので、実家に里帰りができるのはべストですよね。
しかし、ご実家が遠方だったり、最近では産休ぎりぎりまで働く方、更には実家のお母さんもフルで働いているため、産後の面倒を見てもらうことができないなど、それぞれのご家庭のご事情で里帰り出産が難しい方が多いのも事実です。
実際に里帰りすることになれば、当然夫婦離れて過ごすことになりますから、まずはご夫婦で話し合いの上、ご主人の意見とご自身のニーズに合わせて産前産後の過ごし方を決めるのがいいのではないでしょうか。また、ご主人が産後どれだけ子育てや家事に協力できるかも大きなポイントになってきます。

産後は想像以上に大変!
出産で体力が消耗している上、赤ちゃんのお世話に1日中追われるため、ママはくたくた……家事はまともにできないのが現状です。それでも家のことがどうしても気になってしまうのが主婦なんですよね。
しかし、完璧を求めるのは要注意! 子育ての合間に家事をこなそうと頑張り過ぎると、ママは体調を崩してしまいます。手を抜くことも大切、自分の体と赤ちゃんのためにも、赤ちゃんが寝付いた時はぜひ一緒に寝て体を休めて下さい。
お弁当や食材宅配サービスを上手に利用
産後ママにとって一番の負担は、何と言ってもご飯支度。「産後は水に触ってはいけない」と言われるほどです。パパが代わりに3食用意する……というのは、さすがに至難の業。簡単な朝食ならまだしも、昼食や夕食はなかなか難しいですよね。
そこで活躍するのが宅配サービス。宅配といっても出前ではなく、お弁当や食材などを宅配してくれるサービスです。産後間もない頃はお弁当がベストでしょうし、赤ちゃんのお世話に少し余裕が出てきたら、宅配で食材を届けてもらいながら、ご飯支度を少しずつ再開するといいでしょう。宅配サービスは食材の他にも、「具を入れて混ぜるだけ」や、「温めるだけ・混ぜるだけ」など便利な食品がたくさん! 時間も短縮できます。乳児を連れ1人で買い物に行くことは産後ママには想像以上にきついもの。宅配サービスを上手に利用してママの疲れや負担を軽減させましょう。
お掃除はロボットにお任せ
赤ちゃんとの生活でなかなかできないのがお掃除。生まれる前は部屋中ガーッと何も気にせず掃除機を掛けていたでしょうが、それすらもタイミングが難しいのです。掃除機に大きな音で赤ちゃんが起きてしまうこともしばしば。でも、毎日の生活でほこりやごみも溜まりますし、汚いお部屋では赤ちゃんが心配ですよね。
そんなお悩みを解決してくれるのが、最近流行りの『お掃除ロボ』。スイッチを入れるだけで勝手に掃除をしてくれる優れものです。細かい隙間などはさすがに難しいですが、部屋に置いてあるものを避けながらほこりやゴミを吸い取ってくれますし、タイマーが付いている商品もありますので、ママと赤ちゃんがちょっとお出かけしている間にお掃除が終わっているという、なんとも強い味方です。
今回は、「里帰り出産しなかった場合の家事」についてご提案させて頂きました。
現在は便利なものがたくさんありますので、上手に利用すれば、産後すぐに自宅で家族3人新しい生活をスタートすることができます。実際にそうされている方も多いです。後はパパがサポートできることはどんどんお任せし、産後ママはできるだけ、「赤ちゃんのお世話のみ」の環境を作ることがポイントです。もちろん2か月、3か月と赤ちゃんが成長し、ママにも余裕が出てきたら、家事が出来る時間も戻ってきますし、逆に家事をすることが息抜きになる場合もあります。
また、ご主人やご実家など家族の方が里帰り出産を進めてくれるのでしたら、産後1週間でも2週間でもお世話になるのもいいでしょう。短い期間でしたら、ご主人と離れる寂しさや自宅を空けることへの心配も少なくなりますし、なによりママの身体の回復も早くなります。
子育ては大変ですが、我が子はその疲れを忘れさえてくれるほど可愛いですよ。出産にも様々なスタイルがあるのと同じで、子育てにも答えなんてありません。里帰り出産にとらわれず、ママ自身の希望を重視し、負担にならない方法を見つけて下さい。
●ライター/ちゃこ(ママライター)