素敵ママを見習おう! 主張の強い子どもへの上手な接し方3パターン
2013年6月12日 | よみもの素敵ママを見習おう! 主張の強い子どもへの上手な接し方3パターン

【ママからのご相談】
初めまして。現在、イヤイヤ期まっさかりの2歳1か月の子どもがいます。つい、朝出掛けるときに時間がないからと朝食を急かしてしまったり、身支度も私がやってあげたり、お外に遊びに行くと、きまって帰りたくないと言いますが、抱えるように連れて帰ってしまいます。子どものやりたいことをやらせてあげられず、私ってダメママだなと思ってしまいます。
ご質問ありがとうございます。
2歳を過ぎて自我も芽生え、主張が強くなると、なかなか子どもを許容してあげるのって難しいですよね。母親って忍耐力が大切なんだなと思ってしまいます。イヤイヤ絶頂期の娘に対して、優しくしてあげられなかったときに助けられた、素敵ママ3人の行動をご紹介したいと思います。

子供のやりたいにとことん付き合う。
・2歳8か月の男の子がいるAさん
子どもが嫌がることはしないと決めているそうで、お散歩では息子君が行きたいという方向に延々付き合い、徒歩15分の距離が2時間かかることも。本を読んで欲しいと言われたら延々と読み続けたりもします。
一見、わがまま放題のように思えるかもしれませんが、たとえ一緒にいるお友達とおもちゃを取られても手を出したりすることもなく、他の子がお菓子を食べていても欲しがったりすこともなく、とてもマイペースです。
何かしたいという欲求に対して、「ダメ」と制限しないことで自分を許容してもらえているという安心感でのびのびと育ち、情緒が安定しているのかもしれません。
時間がないとか、(子どもに)これをやらせたいなど、”親の都合”を子どもに押し付けてしまいがちなので、気をつけなければいけないと思います。
カッとなって感情的に怒るのではなく、きちんと叱ることができる
・4歳の男の子がいるBさん
ボールを投げる遊びに夢中になって、小さい子がいるのに構わず投げていた息子君。「やめようね」と何度も注意しているBさんの言うことを聞かなかったため、強い口調で叱り始めたときに、「お母さんはね、○○君と仲良くしたいの。だからやめようね」ときちんと目を見ながら叱っていました。
怒るときって、ついカッとなったり感情的に怒りがちになりますが、まずはひと呼吸。家でもああいう風に叱っているんだろうなって思ったのでした。
とにかく誉め上手
・幼稚園に通う3歳の女の子がいるママCさん
Cさんの周りには子どもが集まってきます。Cさんは、一緒に遊ぶことを楽しんでいるだけでなく、褒め上手なのです。年齢性別に関わらず、何かできたら褒める。いたずらしなかったね、偉いねとやらなかったことも褒める。
子どもは認められたり、褒められることが嬉しいから、Cさんのところには集っていくんでしょうね。
外では他のママさんのように子どもに優しく接することができるのに、家ではイライラして怒ったりしてしまうのかしら? と悩んでいるママは多いと思います。
子どもを叱る・褒める・見守る。この3つは簡単なようで難しいもの。他の素敵ママさんの行動などを参考にしながら、自分なりの上手な接し方を見つけて、子どもとともに健やかにママとしても成長していけたらいいですね。
●ライター/kae(フリーライター)