男の子と女の子、育てるのにお金がかかるのはどっち!?
2013年6月4日 | よみもの男の子と女の子、育てるのにお金がかかるのはどっち!?

【女性からのご相談】
今、妊娠5か月でまだ男の子か女の子かわかりません。私は女の子が欲しいなと思っているのですが、先日旦那に、「女の子はお金がかかるから男の子がいい!」と言われました。
お金がかかるかどうかなんて、考えてもいませんでした……。でも、言われてみて気になったのです。実際のところ、男の子と女の子はどちらの方が、お金がかかるのでしょうか?
男の子と女の子では、お金のかかるポイントがちょっと違う。
はじめまして! 兼業主夫放送作家の杉山錠士です。
妊娠おめでとうございます! つわりは大丈夫でしょうか? うちの妻は二人目の時につわりがひどくて、ちょうど5か月に入るくらいまでの2か月間入院していたので、勝手ながら妊娠している人の話を聞くと、つわりの心配ばかりしてしまいます。
さて、本題。うちは女の子しかいないので単純な比較はできないですが、僕自身が男3人兄弟なので、母の話も参考にちょっとした比較をしてみようと思いますね。
子どもでも女は女……かも
まずはうちの話。女の子を育てていて一番お金がかかるなと感じるのは、「習い事」です。

小学4年生の長女はクラシックバレエを習っているのですが、普通のレッスンは月額でそれほどかかっていないと思います。概ね1万円くらいが多いと思います。ただ、発表会というやつが曲者です。衣装も含めると、一回の発表会で10万円はくだらないと思います。そう考えると、バレエだけでなく、ピアノ、コーラス、ダンスなど発表会がある習い事はお金がかかるなぁ、と感じることは多いですね。
男の子はとにかくよく食べるのです
一方男子はというと、サッカー、水泳、野球など多少道具にお金がかかるものの、発表会がある習い事が少ないのはいいところかもしれません。でも……大きくなればなるほど食費が爆発するようです。
例えば、僕が育った男3人兄弟家庭の場合、母の話だと、1日に8合を2回焚いていたそうです! 3人ともスポーツをやっていたからなおさらかもしれませんが、大体ひと月に食べるお米が60キロ! これは女の子とはだいぶ差があると思います。外食をする時もきっとヒヤヒヤだったんじゃないでしょうか?
結局のところお金は「かかるか? かからないか?」じゃない
あくまで男女の傾向を見てみたわけですが、最近ではバレエやピアノを習う子だっていますし、女の子の食べる量が少なくても、高級食材を使えば十分すぎるほどお金がかかります。そう考えると、一概にどっちがかかるとは言えないところ。それよりも、「お金をかけるか? かけないか?」というところではないでしょうか?
男の子でも女の子でも、よほど余裕がある家庭でなければ全部にお金をかけるのはなかなか難しいところ。それぞれの家庭の価値観のもと、かけるところにはかけて、かけないところにはかけない、という選択をしないといけないと思います。そういう意味では、うちは習い事には「かける」という選択をしています。
何より、相談者さんはまだ妊娠中。夢や希望はもちろん、不安も広がってしまうタイミングかもしれません。もちろん、それは相談者さんの旦那さんも同じこと。
僕の周りのパパさんママさんもそうみたいですけど、産まれてきたらきっと、お金の事をすぐ考えるような心境にはならないかなと思います。まずは、無事に出産することに夫婦で全力を注ぎましょう!
●ライター/杉山錠士(兼業主夫放送作家)