孫に自分の価値観を押し付けてくる姑。従うべき? 反論すべき?
2013年5月21日 | よみもの孫に自分の価値観を押し付けてくる姑。従うべき? 反論すべき?

【ママからのご相談】
連休や年末年始など夫の実家に行くと、姑が、私や子どもたち(3歳と年小)に自分の価値観を押し付けてきます。反論するとあからさまに不機嫌になり、小言や嫌味を言われます。夫は、「母は我が儘だから気にしなくていい」と言うのですが、イヤミを言われると良い気分ではありません。
反論せず笑顔で黙って話を聞くべきか、それとも自分の意見をハッキリ伝えるべきか迷っています。
良い嫁を演じていると、疲れてしまうかも。
普段一緒に生活していないのに、帰省したときだけ子育てや家事のやり方について注文をつけられると、腹が立ちますよね。
実は私の姑がそうなのですが、ご相談者のお姑さんも、ご自分の経験をもとに話をされているのではないでしょうか? お掃除方法ひとつとってみても、昔と今とでは大きく違っていますよね。ですから、「今はそんなやり方しない」「お姑さんと私とでは価値観が違う」と感じて仕方ないと思います。

主婦の先輩として立てて欲しい
ただ、お嫁さんから反論されると、お姑さんは息子や孫の前で体面をつぶされたと感じるので面白くないでしょう。お姑さんからしてみれば、「自分の方が、嫁より立場が上」なのです。主婦として母として先輩ですから、そのように考えて当然といえば当然ですよね。
「じゃぁ……たまにしか会わないし、何かを言われたときは我慢して素直に返事をしよう」。もちろん、お嫁さんや孫たちが自分の言うことを全て聞いてくれるなら、お姑さんは常に上機嫌でいると思います。でも、それではお嫁さんはストレスが溜まる一方。それが原因で、ご主人の実家に行くのが憂鬱だと感じるようになる可能性もあります。
我慢しないで、自分の意見を話して
相手がどのような人か、恋愛関係においてもお互い分かり合うまで時を要します。お姑さんとの関係も同じと考えて下さい。
性格や人となり、価値観や好み、考え方を理解するにはそれなりの時間が必要なのです。年に数回しか会わないとなれば年数がかかるかもしれませんが、少しずつで良いのであなたの考えをお姑さんに伝えるようにしてみましょう。
時間をかけて、本音でコミュニケーションを
これから、お姑さんの話に納得できない場合は、それに対してあなたがどんな考えを持っているのか話してみてください。
そこで大事なのは、絶対頭ごなしに否定しないこと。「そうなんですか!」「知らなかったです!?」「参考になります!!」など。教えてくれたことを感謝しているという気持ちを、言葉で表現する(とはいえ……大げさにしすぎると、余計にいろいろ言ってくるようになりますから、適当なさじ加減で)。
それから、あなたの意見を話すようにしてください。そうすれば、お姑さんもあなたの考え方や価値観に理解を示してくれるはず。お姑さんと本音でトークできるようになるといいですね。
●ライター/SARAH(ママライター)