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少食な娘にさり気なくいっぱい食べさせる工夫3つ

少食な娘にさり気なくいっぱい食べさせる工夫3つ

【ママからのご相談】
4歳の娘がいるのですが、とてもやせていて背も小さいです。いっぱい食べて大きくなってほしいと思うのですが、少食なので、それも叶わなくて……。たくさん食べてもらういい方法はないでしょうか?

a 少食も個性の一つ、なのかもしれない。

はじめまして、兼業主夫放送作家の杉山錠士です。

心配する気持ちわかります! なぜなら、うちの長女もずっと少食でやせているし、背も小さいし……今思えば確かに4歳くらいの頃は心配でした。

僕が男三人兄弟だったので、それと比べていたせいかもしれませんが、女の子はこんなにも食べないのか? それともやっぱりうちの娘が特別少食なのか? いや、もしかしたらまずいのか??

いろいろな可能性を考えました。が、現在9歳になった娘は順調に健康に育っています。もちろん心配ないと一概には言えませんが、よほどでなければ、おそらく大丈夫だと思います。

「少食も個性の一つ」くらいに考えれば気が楽になるはずです。そういう中で、僕が長女の少食を克服するためにやったことを、参考までにお伝えします。これが本当に効果があるのかは、これもまた子どもの個性によりますが。

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必殺小鉢攻撃!

大皿料理を出して、「うわー! 嬉しい!」という子もいると思いますが、うちの長女の場合、自分があまり食べられないことをわかっているので、いっぱい出されると明らかに引いてしまいます。

「これ全部食べないとダメ?」と聞いてくることが多かったので、長女用の小鉢をいっぱい用意して、そこに二口くらいで食べられる量だけ盛り付けるのをいくつも用意しました。

すると、一つ一つの皿が簡単に無くなるので、サッサと進んでいって結果、量を食べるようになりました。

飯茶碗のサイズダウン!

これも同じ原理ではあるんですけど、少食の子は食べられないなりに、「おかわり」への憧れがあるみたいなんです。最初はいつものお茶碗に少なめによそっていたのですが、それではどうも納得がいかないみたいで、おかわりしても、なんだかさみしげ。

そこで、一回り小さいお茶碗に代えて普通盛りに見せたら、効果テキメン。「最近たくさん食べられるようになったでしょ?」と自慢げに言うようになりました。

「味見してみて」

最初に書いたように、あくまで少食は個性の一つだとすると、無理に「食べなさい」というのはへこませてしまうので、結果的に逆効果になってしまいます。

そこで、最初から、「無理に食べないでもいいよ」と品数を少なめに並べてスタート。とはいえ、本当はいっぱい食べてほしいので、ちょっとずつ、「今、できたから味見してみて」と出すと、結構食べてくれます。

“いっぱい食べないといけない”という強迫観念よりも、“味を見ればいい”という感覚にしてあげることが大事みたいです。


保育園の食事などを見ても、量はそれほど多くないもの。

ついつい大人と比べてしまうので、より食べていない印象を受けてしまう、という部分もあると思います。それに、少食だってずっと続くわけではないので気長に見ていけばいいんじゃないでしょうか?

ちなみに我が家では、目の前に食べ物がある限りいつまでも食べようとする大食漢の次女の方がよっぽど心配です(苦笑)。

【関連コラム】
もしかして食べない体質!? 食欲のない子どもへの対策7つ
子どもが「少食」になる3つの理由

●ライター/杉山錠士(兼業主夫放送作家)

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