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子供の野菜嫌いを克服するコツ

子供の野菜嫌いを克服するコツ

【ママからのご相談】
こんにちは。現在4歳になる息子が野菜を全く食べません。フルーツも嫌いで困っています。無理に食べさせてますます嫌いになられるのも困るし。どうにかして野菜を食べてもらいたいと思いますが、どうすればいいでしょう?

a なぜ野菜を食べなければならないかを説明してあげましょう。

野菜をみじん切りにしてこっそり入れる、などということはすでにやっているでしょうが、それでは野菜嫌い克服にはつながりません。嫌いなものを内緒で入れてた、なんて知ったら子供は親に不信感を持つだけです。

それよりも、子供だからといって甘くみないで、なぜ野菜を食べる必要があるのかをきちんと説明してあげましょう。子供なりに理解して野菜を食べなければと感じれば、必然的に食べるようになります。

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ただし、「野菜は体にいい」と言っても、子供にはピンときません。わかりやすく具体的な例をあげて説明してあげるといいですね。

ベタな例では、

・グリーンの野菜を食べると、ポパイにみたいに筋肉マッチョなカッコいい男になれる
・ニンジンやトマトなど色の濃い野菜を食べると、風邪をひかなくてお友達と元気に外で遊べる
・ブルーベリーを食べるとは目がよくなって遠くまで見える
・バナナを食べると疲れないのでいっぱい遊べる
・かぼちゃやいもを食べるとは元気なうんちが出る

などなど、子供がわかるように話してあげましょう。頭ごなしに、「食べなさい!」と言うよりも効果てき面です。

また、休みの時にイチゴ狩りやリンゴ狩り、または農家などに連れて行ってあげて、どうやって野菜やフルーツが育つのかを見せると、子供は興味を示して食べることがありますよ。そして新鮮な採りたてものを食べさせてあげてください。野菜そのものの味がおいしければ、子供も自然に好きになってくれるはずです。

それでも野菜嫌いが治らなくても、幼児期の間の好き嫌いは実はあんまりその後に影響がないんです。幼稚園や小学校にあがれば、給食やお弁当の時間に周りの子がおいしそうに野菜を食べているのを見て、マネするように自然となんでも食べるようになるのが普通です。

大人でも好き嫌いある人はいるし、いくつか嫌いな食べ物があっても成長が遅れたり、栄養失調になったりするわけではありません。子供の食育に神経質になってストレスをためるママの方が、よっぽど子供の健康を害する可能性ありです。

時には、「体が欲すれば自然となんでも食べるようになるさ」くらいの、おおざっぱな気持ちで子供と向かい合う方が、親と子両方の精神的調和が生まれやすくなりますよ。

【関連コラム】
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●ライター/びねくにこ(海外在住ライター、アロマライフコーチ)

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