初めてのお産が怖すぎる! 陣痛や分娩の痛さはどんなもの?
2013年4月12日 | よみもの初めてのお産が怖すぎる! 陣痛や分娩の痛さはどんなもの?

【女性からのご相談】
妊娠がわかったばかりです。出産が怖いです。鼻からスイカが出るくらい痛いと聞いて怖くてしょうがないです。本当に案ずるよりも産むが易しなのですか?
あっという間です。話に聞くほどの痛さでもないですよ。
初めまして。ママライターのはぎわらももと申します。
妊娠おめでとうございます。待ちに待った妊娠! 今はとてもハッピーな気持ちで毎日を過ごしていらっしゃるのでは。
その反面、不安もあるとのこと。漠然とした痛みに対する恐怖心……痛い痛いと言う話ばかり耳にしていれば、だれでも心配になってしまうものです。とくに出産の痛みは未経験ですから、怖いと思ってしまうのは仕方ないことだと思います。

私自身も昔からかなりの痛がりで、注射や点滴でさえ怖がっている人間でした。血を見るのもダメというかなりの怖がり。それでも二人の子どもを出産しています。
そんな私が言えることは……「出産は言うほど痛くなかった」と言うことです。
陣痛はスイカのたとえとはまったく違っていました。下腹部がズンズン痛くなる。生理痛の数十倍くらいでしょうか。でも、想像していたよりも痛くなかったです。ましてや失神するほどでもありませんでした。もっと痛いものが来ると思っているうちに終わってしまったというか。
「いきみ」も無意識のうちに勝手に体がおこなっていました。呼吸を何度かしたらすんなり出産。初めてでよく分からなくても(当たり前ですが)、不思議とスムーズに事が運ぶようになっているみたいです。
陣痛は痛みが数分間隔で交互に来て、「痛い、ガマンできない!」と思ってもしばらくするとすーっと引いて行きます。痛いときと痛くないときが交互に来るのでわりと楽ですよ。ずっと痛みっぱなしになるのは産む寸前だけだったように思います。
死ぬほど苦しいものと思っていると、「アレ?」と拍子抜けしてしまうかも。きっと思っているよりは痛くないはず。本当にあっという間に終わります。
そして、出産するときの快感はなんとも言えません。非常に気持ち良かったですね。出せるものを思いきり出すという感覚。そう考えていたらやはり出産の際、あまりの快感に恍惚を感じるという話がありました。
確かに快感でした。すっきりとした気持ちよさで、また産みたいとすぐに思ったほどです。あの痛みをすぐ忘れてしまうように出来ているんですね。だからまた産みたいと思うのでしょう。
“本能行動はたいてい快感を伴う”という話がありますが、まさにその通りだと思います。
もちろん、“誕生の喜びによる痛みの帳消し”もあると思います。「おめでとうございます。赤ちゃんですよ」と、分娩台の上の自分にわが子を自分の腕に渡してくれたときは、愛しくて愛しくて心から幸せな気持ちになりますよ。
間違いなく、「案ずるよりも産むが易し」です。あっという間に自然に産まれてしまうことと思います。
どうぞリラックスしてお産に臨んでくださいね。
●ライター/はぎわらもも(ママライター)