偏食をストップ! 食べ物の好き嫌いが激しい子どもの特徴と克服法
2013年4月6日 | よみもの偏食をストップ! 食べ物の好き嫌いが激しい子どもの特徴と克服法

ライターの*RUI*です。
子どもには好き嫌いなくなんでも食べてほしいものですが、大人に比べてどうしても苦手なものが多いですよね。
いろいろと工夫して野菜を隠そうとしたもののあっさりとバレてしまい、食べてもらえなかったという経験をしたママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもが好き嫌いをしてしまう原因やその対処法などについて紹介したいと思います。
> 子どもの好き嫌いが始まる時期(P1)
> 子どもが好き嫌いしやすいもの(P1)
> 子どもが好き嫌いをするワケ10個(P1〜2)
> 好き嫌いが多い人の特徴2つ(P3)
> 大人より子どもの方が好き嫌いが多い理由2つ(P3)
> 切り方で味が変わる食材3つ(P3)
> 子どもの好き嫌いを克服する方法13個(P4〜5)
> 大人の好き嫌いを克服する方法(P6)
> 子どもの好き嫌いを放置したときの危険性3つ(P6)
> 子どもの好き嫌いに関する体験談(P7)
> まとめ(P7)
子どもの好き嫌いに影響を与える要因

まだいろいろな味覚に慣れていない子どもは、ささいなことで食材を嫌いになってしまうものです。
旨味や甘味など、比較的刺激の少ないものは受け入れられやすい傾向にあり、反対に辛味、苦味、酸味など刺激の強いものに抵抗を覚えることが多いでしょう。
味だけでなく、臭みのあるにおい、噛みにくい・飲み込みにくいなどの食感に関することでも子どもは嫌いになってしまいます。
子どもの好き嫌いが始まる時期

子どもの好き嫌いは2〜4歳までに始まると言われています。
なぜ2歳ごろから好き嫌いが始まるかについては諸説ありますが、自我の芽生えである“イヤイヤ期”に突入するからだと考えられています。
逆に離乳食期から2歳ぐらいまでの間はなんでも食べる傾向にあるため、この時期に工夫することで好き嫌いを減らすこともできると言われています。
子どもが好き嫌いしやすいもの

子どもに食べてもらうのが大変なものの代表は、何といっても“野菜”。
ピーマンやニンジン、ゴーヤ、セロリなど、“苦み”を感じさせてしまう野菜は子どもから嫌われがちです。
また、ネギやショウガなど刺激の強いものも苦手に感じる子どもが少なくありません。
このほか、独特な食感を持つきのこ類も嫌われる傾向が強く、特にしいたけ嫌いの子どもが多く見られます。
大人でも苦手な人が多い食材としてトマトがあり、これは中のぶよぶよとした部分に苦手意識を持つ人が多いようです。
焼き魚や煮魚、煮物などの和食も、比較的嫌いな子どもが多い傾向にあるでしょう。
子どもが好き嫌いをするワケ10個

(1)遺伝や生活環境の影響
はっきりとしたことは分かっていませんが、ある研究では“好き嫌いは遺伝する”という報告もあるようです。
ただし遺伝が味覚のすべてを決めるということではなく、同じ食生活に身を置いていることからくる環境要因も大きいと言えます。
両親の嫌いなものは食卓に並びづらいため食べる機会も少なく、そういった環境で親と似たようなものを嫌いになってしまうことはあるでしょう。
(2)ニオイが嫌い
子どもが感じ取るのは、味以外にニオイもあります。
特に魚介類や発酵食品など、強いニオイを発する料理を前にすると、それを異常なものだと感じ取り、食べられなくなってしまうことも多いようです。
→次ページでは、引き続き“子どもが好き嫌いをするワケ”について見て行きましょう。