つまらない結婚生活を楽しくする秘訣3つ
2013年3月23日 | よみものつまらない結婚生活を楽しくする秘訣3つ

【相談者:30代女性】
結婚して4年目になります。旦那は毎晩、帰って来るなり「疲れた」と言い、黙々とご飯を食べ、黙ってテレビを観て、適当な時間に黙ってお風呂に入り、ひとりで寝ています。こんな夢のない結婚生活はもう嫌です。楽しい結婚生活にするための方法を教えてください。
心配しない、ぼそっと喋る、諦めない、の3つが大事です。
こんにちは。ミクノです。
黙々とご飯を食べて、黙ってテレビを観られても嫌ですよね。まずは以下のことから始めてみてはいかがでしょうか。
(1)「心配しても仕方ない」と思いましょう
愛し合っている夫婦と言えども、しょせんは他人です。
カップル(夫婦)は放っておいたら、「黙々とご飯を食べ、黙ってテレビを観て適当にひとりで寝るようになる生きもの」だということを、まずは“しっかりと”認識しましょう。雨が降る日は天気が悪い……みたいに、当たり前のことだと思いましょう。

よって、多くの人が”夫婦の危機”として是非に避けたいと思っている以下のようなことは、“必ず”起こります。
・楽しい会話がない
・お互いの些細な言動がいちいちカンに障る
・価値観が合わない
・予定が合わず、すれ違う
こういう事態に陥らないようにあれやこれや苦心しても、結局こういう事態は結婚生活においてやってきます。理由は先にも述べたように、しょせんは他人だからです。血の繋がった親子であっても、こういうことありますよね。他人ならなおさらです。
(2)「なんでもないこと」をしゃべりましょう
これは心理学で明らかになっていることですが、「今日は暑かった」とか、「急に涼しくなったね」というなんでもない会話があるだけで、夫婦関係はわりと円滑にまわるようです。
女性はとかく、しっかりと旦那に話を聞いて欲しいとか、しっかりと向き合って話をしないと夫婦関係って終わってるよね! と思いがちですが、最低限、時候のあいさつ程度の会話があればそれで良しとしましょうよ。
(3)会話を拾ってくれなくても諦めない
上記(2)の蛇足かもしれませんが、夫婦が互いに、互いの会話を拾ってくれなかったとしても、それに対していちいち腹を立てないことです。
もちろん会話は大事です。最近の結婚式は、神父さんが“気の利いたひと言”を言うようで、先日出席した知人の結婚式では、「いかなるときも夫婦で会話をしましょう」と言っていました。さすがは神父さん。いいことを言います。
会話をしましょうということの裏側は、会話を拾ってくれなくても怒らない、相手を諦めないということです。
私見ですが、時候のあいさつを夫婦でしながら、静かに歳を重ねるのも悪くはないと思います。
●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)