部屋をキレイな状態にキープするための心得3つ
2013年3月20日 | よみもの部屋をキレイな状態にキープするための心得3つ

【ママからのご相談】
掃除も片づけもそれなりにしているつもりだけど、片付いた状態をキープできません。子供が幼稚園に行くようになれば、ママ友が来ることもあるだろうし……。きれいな状態をキープするにはどうしたらいいんでしょうか?
「物・人・心」に原因があるはず。
初めまして! 今日から『パピマミ』で連載させて頂きます、小澤あきです。
ここ最近の、片づけや収納ブームの波に乗り、自宅を片づけて収納を見直す方が増えてきているようですね。夫婦二人でホテルライクなお住まいにしたり、小さなお子さんがいながらも、生活感の見えないおしゃれな暮らしをされている方が増えてきて、私も見習うことがたくさんあると感じるこの頃です。
その一方で、「片づけるところまではできているつもりだけど、片付いた状態をキープできない」という声もよく聞くようになりました。
素敵なインテリアの特集ページやインテリアブロガーのブログを見て、「自分も素敵なインテリアや収納にしたい!」と一念発起。せっせと収納グッズを買い集め不要品を処分して収めてみるものの、なぜかあっという間に元通り……。
きちんと片づけられたのなら、あとは維持するだけのはずなのに……どうして維持できないのか、どうしたら維持できるのか、我が家の収納法もご紹介しながら書いてみますね!
維持できない原因は、大きく分けて「物・人・心」にあると思います。
「物」が原因の場合
収納(場所)が増えていないのに、収納しなければならない物は増えていませんか?
引っ越しやリフォームでもしない限り、基本となる収納量は変わりません。隠す収納をするのであれば、収納と物の量のバランスがとても大切。収納スペースに対して、めいっぱい詰め込むことばかり考えて収納すると、うまく取り出すことが難しくなることもあるのです。
しまうことだけでなく、取り出すことも考えて収納できるとベストですよね。
画像は我が家の収納の一部。

ぎっしり! クリアケースを収めていますが、実は奥行きにはまだ余裕もありますし、引き出しの中にも余裕を持たせています。パンパンの引き出しは開け閉めしづらく、かえってストレスになりますからね~。
しまうことよりも、取り出しやすさを考えるのが収納の極意かもしれません。
「人」が原因の場合
自分または自分以外の人が、物を定位置に戻していないのではありませんか?
せっかく美しい収納に整えたのに、それを維持できないということの単純な理由として最も考えられるのは、取り出した物を定位置に戻していないこと。動線から外れた所に収納していたり、手間のかかる方法で収納していると、しまうことが面倒になることも。
自分だけでなく、ご家族にとってもわかりやすい場所、簡単な収納にしてあげるといいかもしれません。
「心」が原因の場合
モチベーションが続かなかったり、モチベーションが下がったりしていませんか?
片づけを始めるときに最もテンションが上がり、収納用品に収めたところで満足してしまう方も多いとか。片づけるのって、始めてしまえば楽しくて簡単なのですが、維持するのって地味で退屈なのかもしれませんね。
「出した物をその都度必ず元に戻す」、これだけ徹底していれば維持できるわけなのですが、習慣化するのは難しい。ご自分の周り、パッと見渡してみてください。……どうですか? 出したままになっているものはありませんか? あれば片づけてみてください。
「いつやるか? 今でしょ!」(笑)
勉強も片づけも、溜めてしまうほど、取っ付きにくく難しくなるもの。気になるところがあれば今すぐに改善してみてくださいね。
いかがでしたか?
今回は主に、「どうして維持できないのか」について書かせていただきました。
次回は、「どうしたら維持できるのか」について追及するとともに、我が家のリビングをお見せしたいと思います。お楽しみに!
【関連コラム】
・忙しいママでも楽しくできる! 収納キープ術3つ
●ライター/小澤あき(読者モデル、ライフオーガナイザー2級)