乳活とは? 母乳育児を成功させるためのポイント5つ
2013年1月16日 | よみもの乳活とは? 母乳育児を成功させるためのポイント5つ

【相談内容】
現在初めての子どもを妊娠中の妊婦です。自分の子どもは母乳で育てたいと思っています。『乳活』という言葉がありますが、母乳がたくさん出るように何かしなければいけないのでしょうか? おすすめの乳活法などがあれば知りたいです。
『乳活』とは、母乳で赤ちゃんを育てるためとる方法のこと
ご質問ありがとうございます。ゆる〜り母乳育児推進派のkaeです。
『乳活』とは、母乳育児を行うための行動のことなのだそうです。母乳って、子どもを産んだら自然と出るものなのかと筆者は思っていたので、数日経ってもほとんど出なかったことに自分はダメな母とショックを受けました。

雑誌『たまひよ』のアンケート結果によれば、妊娠中に母乳のみで育てたいと思っていても、実際に完全母乳で育てている人は44.2%という結果があるほど、なかなか母乳だけで育てることは難しいと考える人もいるかもしれません。
母乳で育てたいママ必見! 完全母乳のママの乳活ライフをご紹介
ケース1:2歳過ぎても母乳をあげ続けていたママ
1歳半までは離乳食もほとんど食べず母乳のみだった娘。乳腺炎を避けるべく、乳製品と油ものは一切食べていません。そのせいか、娘の好きな食べ物も芋類やご飯など和食中心の粗食が好物に。完全母乳で育てることができのは、定期的に母乳マッサージに通ってケアしたり、相談していたのが大きかったかもしれません。
ケース2:一人目は混合、二人目は母乳のみのママ(筆者)
一人目のは早産で小さく産まれてしまったこともあり、健診のたびにお医者様に「小さい」と言われ、夫にも「足りないから泣いてるんじゃないの?」と言われ、ミルクの追加を始めたところ母乳の出が悪くなり混合哺乳に。二人目の場合は平均的な体重だったので、健診で体重増加が少ないと言われても気にせず母乳のみで育てたところ、完全母乳で育てることができました。
母乳育児を成功させるためのポイントは5つ!
(1)やっぱり食生活に気を遣う
母乳は血液からできるもの。脂っこいものや濃い味付けのもの、乳製品、糖分などカロリーの高い食事を食べていると美味しい母乳ができないといわれています。食事は和食をメインにすること。お野菜も生のサラダよりは、火を通してスープやお鍋にするとたくさん食べる事ができますね。
(2)身体は冷やさない
衣服を着込むだけでなく身体の中から温めることも大切です。たんぽぽコーヒーやハーブティーなどノンカフェインの飲み物や白湯もおすすめ。
(3)まわりに何を言われても気にせずに母乳育児を続ける
生後間もない乳児の頃は、体重が増えてないと不安になってしまうもの。極端に体重が減ったりまったく体重が増えていないなどがなく、お医者様や保健師さんからミルクを足さなければいけないというような強い指導がなければ、夫や身内に何を言われてもあまり心配しないほうが良いかもしれません。
(4)とにかく水分を摂る
私は夏場だったのもあり、水だけで2リットル以上飲むようにしていました。母乳イコール血液ですからね。
(5)マッサージをする
母乳外来に通ったり、お風呂に入ったら自分で乳腺が開くようにケアをする。それ以外にも首や肩が凝らないように血流を良くするマッサージなどを行ってみるのも効果的ですよ。
「母乳だけで育てるんだ!」という強い志も大事ですが、優先するのは子どもの健康と母親が穏やかに過ごせること。
母乳の出がよくないことを責めたり悩んだりせず、母乳でもミルクでもどちらでもいいわ〜くらいのゆったりとした気持ちのほうが案外うまくいったりするような気もしますので、無理はしないでいて欲しいなと思います。
●ライター/kae(フリーライター)